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ベースにフィンガーランプを取り付ける意味 – 右手の安定とタッチを整えるために

ベースにフィンガーランプを取り付けてもらいました。フィンガーランプは、見た目のカスタムパーツというより、右手のタッチを安定させるための実用的な部品だと思います。

目的はかなり明確で、指が弦の下へ深く入り込みすぎることを防ぎ、ピッキングの深さをそろえることです。特に 2 フィンガーで弾く場合、右手の指がどこまで入るかは音量、音色、スピード、疲れやすさに大きく影響します。

フィンガーランプとは何か

フィンガーランプは、弦の下、ピックアップの間や指板寄りに取り付ける板状のパーツです。弦とボディの間の空間を埋めることで、右手の指が必要以上に深く入り込まないようにします。

ベースの指弾きでは、指が深く入りすぎると弦を強く引っかけるような動きになりやすくなります。音は太くなりますが、スピードが落ちたり、粒がそろいにくくなったり、余計な力が入りやすくなります。フィンガーランプは、その深さを物理的に制限するための補助になります。

右手の安定とタッチを整える

私の場合、フィンガーランプがないベースでも、ピックアップの上で弾くことで指が入りすぎることを防いでいました。ピックアップが指止めのような役割をしてくれるからです。

ただし、シングルピックアップのように幅が狭い場合、ピックアップだけでは弾く位置の自由度が限られます。ピックアップ上では安定しても、少し位置を変えると右手の深さが変わってしまう。その点、フィンガーランプがあると、弾く位置を動かしてもタッチを保ちやすくなります。

アポヤンドとアルアイレの感覚

フィンガーランプは、主に 2 フィンガーで効果を感じやすいと思います。アポヤンドのように次の弦へ指をもたせる弾き方でも、アルアイレのように弦を抜く弾き方でも、指が深く入りすぎないことは右手の安定につながります。

ただ、フィンガーランプがあると、弦を大きく引っかけるような弾き方はしにくくなります。そのため、強く弾きたい人、弦を深くつかみたい人には合わない場合もあります。逆に、浅めのタッチで粒をそろえたい人にはかなり有効だと思います。

スラップへの影響

取り付け位置によっては、スラップのプルにも影響するかもしれません。弦の下の空間が狭くなるため、プルの指が入りすぎるのを防ぐ方向に働く可能性があります。

ただし、スラップに関しては好みが分かれると思います。プルの深さや角度を制限されると感じる人もいるはずです。フィンガーランプは万能ではなく、右手のフォームや演奏スタイルに合うかどうかが重要です。

取り付けと仕上げで弾き心地が変わる

今回のフィンガーランプは、とある工房で取り付けてもらいました。木材自体は東急ハンズで買った板でもよいと言われたので、1000 円くらいの板を買って加工してもらっています。

ただし、最初は塗装や仕上げが十分ではなく、木目に指が引っかかって弾きづらい状態でした。その後、別の工房で目止めと塗装をしてもらい、ようやく実用的な状態になりました。

この経験から考えると、フィンガーランプは形だけではなく、表面処理がかなり重要です。右手の指が直接触れるパーツなので、木目、角の丸め方、塗装、表面の滑り具合で弾き心地が大きく変わります。

ベースに取り付けたフィンガーランプ

このベースは中古で購入した BLADE の 5 弦フレットレスです。フレットレスで右手のタッチを安定させたい場合、フィンガーランプはかなり相性が良いと感じます。

フィンガーランプが向いている人

フィンガーランプが向いているのは、浅めのタッチで安定して弾きたい人、右手の深さをそろえたい人、速いフレーズでも粒をそろえたい人だと思います。

一方で、弦を深く引っかけて太く鳴らしたい人、右手の自由な上下動を残したい人、スラップを大きく弾きたい人には、少し窮屈に感じる可能性があります。取り付ける前に、自分がどのようなタッチを求めているのかを考えた方が良いです。

まとめ

フィンガーランプは、ベースの右手を安定させるための実用的なパーツです。指が深く入り込みすぎることを防ぎ、ピッキングの深さ、音量、音色をそろえやすくします。

ただし、取り付ければ誰にでも合うというものではありません。右手のフォーム、弾く位置、音の好み、スラップの有無によって評価は変わります。私にとっては、特に指弾きの安定感を高める意味で、かなり重宝するパーツでした。

ベースにフィンガーランプを取り付ける意味 – 右手の安定とタッチを整えるために

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