MOTU M2 は、宅録や楽器練習に使いやすい USB オーディオインターフェイスです。以前は STEINBERG UR22C を使っていましたが、どうにも自分の好みに合わず、思い切って MOTU M2 に買い替えました。
音の良さは主観も大きいので断定しにくい部分があります。ただ、私の環境では MOTU M2 に変えたとき、一聴して音がすっきりしたと感じました。圧迫感が少なく、低音が薄いわけでもなく、全体としてクリアです。
MOTU M2 は何が良いのか
MOTU M2 の良さは、単に音が良いことだけではありません。ベース練習、音楽鑑賞、宅録、Web 会議での共有など、日常的に使う場面で必要な機能がきちんとまとまっていることです。
私の場合、PC のサウンドも基本的にオーディオインターフェイスから出しています。そのため、楽器を弾くときだけでなく、普段の音楽再生や動画視聴でも音の印象が変わります。オーディオインターフェイスは、宅録機材であると同時に、普段使いの DAC のような役割も持ちます。
ベース練習とモニター用途で使いやすい
自宅でベースを練習するときは、MOTU M2 にベースを接続し、ヘッドフォンでモニターしています。PC から YouTube や音源を流し、それに合わせて演奏する使い方です。
この用途では、音質だけでなくレイテンシやモニターのしやすさが重要です。直前の記事でも書いたように、ワイヤレス化すると遅延が問題になります。楽器練習では、結局のところオーディオインターフェイスと有線ヘッドフォンの組み合わせが安定します。
通常出力とヘッドフォン出力を分けられる便利さ
MOTU M2 は、通常出力とヘッドフォン出力のボリュームを分けて扱えます。これは地味ですがかなり便利です。
普段はモニタースピーカーで音楽を聴き、ベースを弾くときだけヘッドフォンでモニターする、といった使い方がしやすくなります。スピーカーとヘッドフォンの音量を別々に調整できることは、自宅環境では重要です。
ファンタム電源を入力ごとに扱える安心感
MOTU M2 には 2 つの入力があり、マイクや楽器を接続できます。ファンタム電源を個別に扱える点は、個人的にはかなり大事です。
機種によっては、2 系統の入力に対してファンタム電源がまとめてかかるものがあります。ファンタム電源を使わない機材にも 48V が供給される状態は、気分の良いものではありません。接続先のプリアンプや機材を考えると、入力ごとに分けられる方が安心です。
ループバック機能が便利
ループバック機能は、PC から出ている音と、オーディオインターフェイスに入力した音をまとめて扱うための機能です。たとえば、YouTube の音源に合わせてベースを弾き、その音を Zoom などの Web 会議サービスで共有したい場合に役立ちます。
ループバックがないと、PC の再生音と楽器の入力音を同時に共有するのが面倒になります。リモートで音を共有したい人、配信や録音をする人にとっては、かなり重要な機能です。
価格だけで見ると少し高いが、長く使いやすい
エントリークラスのオーディオインターフェイスは、もっと安いものもあります。ただ、安い機材を買って細かい不満を抱え続けるくらいなら、最初から少し良いものを選ぶ方が結果的に満足しやすいと思います。
MOTU M2 は、初心者向けというより、長く使える堅実な機材という印象です。音質、入出力、メーター、ヘッドフォン出力、ループバックなど、必要な部分がよくまとまっています。
MOTU M2 をどう評価するか
| 観点 | MOTU M2 の評価 |
|---|---|
| 音の印象 | 圧迫感が少なく、すっきりしていてクリア。低音が薄いわけではない |
| 楽器練習 | ベースをつなぎ、ヘッドフォンでモニターしながら練習しやすい |
| ヘッドフォン出力 | 通常出力とヘッドフォン出力の音量を分けて扱えるため便利 |
| 入力 | 2 系統の入力を使い分けやすく、ファンタム電源も個別に扱える点が実用的 |
| ループバック | PC の再生音と楽器音をまとめて扱いたい場面で便利 |
| 向いている人 | 音楽鑑賞、ベース練習、宅録、Web 会議共有まで 1 台でまとめたい人 |
私の使用環境
私の環境は、Mac mini M2、MOTU M2、JBL 1 Series 104-BT という構成です。普段はモニタースピーカーから音楽を聴き、ベースを演奏するときは MOTU M2 に接続してヘッドフォンでモニターしています。
つまり、DTM、DAC、ベース練習用モニターをまとめる機材として MOTU M2 を使っています。この使い方では、音の良さだけでなく、入出力とモニター周りの扱いやすさがかなり効いてきます。
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まとめ
MOTU M2 は、宅録と楽器練習に使いやすいオーディオインターフェイスです。音がクリアで、ヘッドフォン出力やループバック、入力ごとのファンタム電源など、実用面でもよくまとまっています。
安さだけで選ぶ機材ではありませんが、PC の音楽再生、ベース練習、宅録、Web 会議での音声共有まで 1 台でまとめたい人には、かなり満足度の高い選択肢だと思います。
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