毎週火曜日の深夜に放送されていた「ゴリゴリくりぃむ」という番組をよく見ていました。その中でも、「笑いの戦場カメラマン」という企画は特に印象に残っています。東京 03 の角田晃広さんが「乳首ラジコン」にチャレンジするという、文字だけで説明するとかなりくだらない企画でした。
ただ、深夜番組の面白さは、こういうくだらなさが妙に突き抜けたところにあります。上品な企画でも、よくできたトークでもなく、どう考えても馬鹿馬鹿しいことを大人が真面目にやる。その感じが、当時かなり面白かった記憶として残っています。
企画のくだらなさが強い
企画の内容は、角田晃広さんが自分の乳首に洗濯バサミを取り付け、その洗濯バサミとラジコンカーを紐でつなぐというものです。そして、そのラジコンカーを操作して、洗濯バサミを引っ張って外す。説明しているだけでくだらないです。
その一部始終を、他の芸人が面白い瞬間を狙って撮影し、最後に一番面白い写真を選ぶ。これが「笑いの戦場カメラマン」という企画の形です。痛がる本人、写真を狙う周囲、ラジコンという無駄な装置。その全部がくだらない方向に噛み合っていました。
深夜番組らしい実験性
この企画が面白かったのは、完成度の高い笑いというより、深夜番組らしい実験性があったからだと思います。くだらないことを、かなり真面目にやる。その落差が良かったです。ゴールデンタイムの番組では成立しづらい、少し雑で、少し危うくて、でも妙に記憶に残る笑いです。
深夜バラエティには、予算や視聴者層の制約がある一方で、ゴールデンの番組よりも変なことを試せる余地があります。きれいにまとまりすぎていないからこそ、企画の異物感が残ることがあります。「乳首ラジコン」は、まさにそのタイプの企画でした。
低俗さと面白さは紙一重
こういう企画は、冷静に見るとかなり低俗です。ただ、低俗であること自体が必ず悪いわけではありません。問題は、そこに笑いとしての構造や熱量があるかどうかです。単に下品なだけなら記憶には残りませんが、くだらなさが構造として組み立てられていると、妙な強度が出ます。
「乳首ラジコン」は、くだらなさが突き抜けていて、出演者も企画も変に上品ぶっていないところが良かったのだと思います。笑いとして高度かどうかとは別に、見た瞬間に理解できる馬鹿馬鹿しさがあります。その分かりやすさが、深夜番組の速度に合っていました。
当時かなり笑った記憶
角田晃広さんが「乳首ラジコン」を実行しているくだりが一番面白かったです。当時、かなり笑った記憶があります。テレビ番組の記憶は時間が経つと薄れますが、こういう変な企画ほど妙に残ります。くだらないのに忘れられない。深夜バラエティの強さは、そういうところにあるのかもしれません。
今の感覚で見ると、こうした企画は賛否が分かれると思います。それでも、当時の深夜番組には、良くも悪くも実験場のような空気がありました。きれいに整理された笑いではなく、変なことをそのまま画面に出してしまう勢い。その雑さまで含めて、ひとつの時代のテレビらしさだったのだと思います。
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角田さんの出演は、珍しくて面白かったです。
乳首よりもでべそが気になってしまいました。