virt-manager で仮想マシンの画面をフルスクリーンにすると、通常のウィンドウ枠やメニューが見えなくなります。戻し方を知らないと、ゲスト OS の画面から抜けられなくなったように見えることがあります。
結論から言えば、基本は画面上部の中央にマウスカーソルを移動し、表示されるツールバーからフルスクリーンを解除します。マウスやキーボードがゲスト OS に捕まっている場合は、先に Ctrl + Alt で入力を解放します。
つまり、virt-manager のフルスクリーン解除で見るべきことは、表示モードと入力の捕捉です。画面が壊れたわけでも、仮想マシンが止まったわけでもなく、フルスクリーン表示とゲスト入力が重なっているだけの場合が多いです。
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フルスクリーンを解除する基本操作
virt-manager のコンソール画面をフルスクリーンにすると、画面上部の中央付近に隠れたツールバーがあります。マウスカーソルを画面上部へ移動すると、ツールバーが表示されます。
- 画面上部の中央へマウスカーソルを移動する
- ツールバーが表示されるのを待つ
- ツールバーのフルスクリーン解除ボタンを押す
- 通常のウィンドウ表示に戻ったことを確認する
この操作を知っていれば、フルスクリーンにしただけならすぐ戻せます。問題は、マウスやキーボードがゲスト OS 側に捕まっていて、ホスト側のツールバーを操作しにくい場合です。
マウスが戻らない場合は Ctrl + Alt で解放する
仮想マシンのコンソールでは、マウスやキーボード入力がゲスト OS 側に捕捉されることがあります。この状態では、マウスを動かしているつもりでも、ホスト側ではなくゲスト OS 側の操作になっていることがあります。
その場合は、まず Ctrl + Alt を押して入力を解放します。入力がホスト側へ戻ったら、画面上部の中央にマウスを移動し、ツールバーを表示してフルスクリーンを解除します。
| 状況 | 確認すること | 操作 |
|---|---|---|
| 画面上部にツールバーが出ない | カーソル位置が上部中央にあるか | 画面上部の中央へマウスを移動する |
| マウスがゲスト OS から戻らない | 入力がゲスト側に捕捉されていないか | Ctrl + Alt で入力を解放する |
| メニューが見える | ウィンドウ表示に戻れる状態か | View から Fullscreen の選択を外す |
| どうしても操作できない | virt-manager の画面操作だけで戻せるか | ホスト側のウィンドウ管理や別端末から閉じる |
ショートカットだけに頼らない方がよい
フルスクリーン解除のショートカットは、環境によって効き方が変わることがあります。virt-manager、virt-viewer、SPICE / VNC、ウィンドウマネージャー、キーボードレイアウトの組み合わせによって、期待したキー操作にならない場合があるためです。
そのため、最初に覚えるべきなのは特定のショートカットではなく、上部中央に隠れているツールバーを表示する操作です。ツールバーが出せれば、フルスクリーン解除、仮想マシン操作、ホスト側操作の切り分けがしやすくなります。
フルスクリーンから戻れない時の順番
フルスクリーンから戻れない時は、いきなり virt-manager を終了する前に、表示モードと入力の捕捉を順番に確認します。
- Ctrl + Alt で入力をホスト側へ戻す
- 画面上部の中央へマウスカーソルを移動する
- ツールバーが表示されるか確認する
- フルスクリーン解除ボタンを押す
- メニューが見える場合は View から Fullscreen を外す
- それでも操作できない場合だけ、ホスト側から virt-manager を閉じる
この順番で確認すると、ゲスト OS の画面に閉じ込められたように見える状況でも落ち着いて戻せます。多くの場合、仮想マシンを停止する必要はありません。
まとめ
virt-manager でフルスクリーンを解除する基本操作は、画面上部の中央にマウスを移動し、表示されるツールバーから通常表示へ戻すことです。
マウスやキーボードがゲスト OS に捕まっている場合は、先に Ctrl + Alt で入力を解放します。フルスクリーン解除で迷ったときは、ショートカットを探すより、入力の解放と上部ツールバーの表示を分けて確認する方が確実です。
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