Lenovo G570 は 2010 年代前半のノート PC ですが、HDD のまま使うか、SSD に換装するかで体感がかなり変わる機種です。CPU や本体世代の古さは残るものの、ストレージ待ちが減るだけで、起動、復帰、アプリ起動、軽い作業の印象は大きく変わります。
この記事では、Lenovo G570 を古いノート PC として延命する場合に、SSD 換装とメモリ増強で何が改善し、どこに限界が残るのかを整理します。新しい PC と同じ性能を期待するのではなく、用途を絞って使える状態に戻すための改修として考えます。
SSD 換装で変わること
古いノート PC で最も体感に効きやすいのは、HDD から SSD への換装です。CPU が古くても、ディスクアクセス待ちが減ることで、起動やアプリ起動の待ち時間はかなり短くなります。
| 項目 | HDD のまま | SSD 換装後 |
|---|---|---|
| OS 起動 | 読み込み待ちが長い | 起動や復帰が速くなる |
| アプリ起動 | ディスク待ちが目立つ | 軽いアプリはかなり扱いやすくなる |
| スワップ | 発生すると極端に重くなる | HDD よりは待ち時間を抑えやすい |
| 静音性 | 回転音や振動がある | 静かになりやすい |
| 耐衝撃性 | 物理的な衝撃に弱い | 持ち運び時の不安が減る |
SSD 換装は、古い PC を最新 PC に変えるものではありません。ただし、HDD が足を引っ張っている状態を解消する効果は大きく、体感速度の改善としては分かりやすい改修です。
メモリ増強の意味
メモリ増強は、複数のアプリを同時に開く場合や、ブラウザのタブをいくつか開く場合に効きます。メモリが不足するとスワップが発生し、SSD に換装していても動作は重くなります。
そのため、Lenovo G570 のような古いノート PC を延命するなら、SSD だけではなくメモリも合わせて確認した方が自然です。特に、OS 起動後にすぐ重くなる、ブラウザを開くと固まる、更新処理中に操作できない、といった症状がある場合は、ストレージとメモリの両方を見る必要があります。
延命できる用途と限界
SSD 換装とメモリ増強で使いやすくなるとはいえ、古いノート PC には限界があります。CPU 性能、内蔵 GPU、液晶、バッテリー、無線 LAN、OS のサポート期限は、SSD だけでは解決できません。
| 向いている用途 | 注意が必要な用途 |
|---|---|
| 文章作成 | 重い開発環境 |
| 軽い調査 | 大量のブラウザタブ |
| 検証用端末 | 動画編集や画像処理 |
| オフライン作業 | セキュリティ更新が切れた OS での常用 |
延命の目的は、古い PC を無理に主力へ戻すことではありません。用途を軽くし、古い機材でも十分な作業に割り当てることです。そこを割り切れるなら、SSD 換装とメモリ増強は今でも意味があります。
作業前に確認すること
- 対応する SSD の接続方式と厚みを確認する
- 対応するメモリ規格と最大容量を確認する
- 重要データを必ずバックアップする
- 分解時にネジやツメを破損しないようにする
- OS のライセンスとサポート期限を確認する
- バッテリーや液晶など、本体側の劣化も見る
特に古いノート PC は、ストレージやメモリ以外の部品も劣化していることがあります。部品代と作業時間を考えると、延命するより中古 PC や新しい PC に置き換えた方がよい場合もあります。
参考商品
メモリ
Lenovo G570 向け SSD / メモリ
古いノート PC の延命では、SSD と対応メモリの規格確認が重要です。容量、厚み、メモリ規格、価格、在庫はリンク先で確認してください。
Amazon で見るこのリンクは Amazon アソシエイトリンクです。
まとめ
Lenovo G570 のような古いノート PC は、SSD 換装とメモリ増強によって、体感速度をかなり改善できます。特に HDD の遅さが原因で重く感じている場合、SSD 化の効果は分かりやすいです。
一方で、CPU、OS サポート、本体劣化の限界は残ります。延命するなら、主力 PC として無理に使うのではなく、軽い作業用、検証用、予備機として用途を切るのが現実的です。
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はじめまして。
私も、型番違いですがG570を使用しております。
SSDに換装して動作しているのですが、気になる点がございます。
手当たり次第に書くんだ さまのG570、SATA6Gb/sで動いていますでしょうか?
イベントビューアーにatapiエラーが大量発生していませんでしょうか?
私のG570、LenovoディフォルトのIntelドライバだと、起動直後は6Gb/sですが、しばらくすると3Gb/sに落とされます。
Windows7標準AHCIドライバに入れ替えると、6Gb/sで動作はしますが、イベントビューアにatapiエラーがものすごい数、表示されるようになります。CrystalDiskMarkで負荷を掛けると数が増えるみたいです。
SSDが悪いのなら初期不良で交換してもらいたいところですが、そもそもG570がBIOSで速度制限しているなんてことがあり得るのではないかとも疑っています。
お時間ございましたら、確認いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
はじめまして、ぱ芹さん。
SATA6Gb/sで稼動しているかどうか、どのように確認すればいいのでしょう?
ちょっと調べてみたいので教えてください。
ドライバはデバイスマネージャーから確認すると、Intelのようです。
ちなみにイベントビューアには特に目立ったエラーはありませんでした。
そもそも、SATA6Gb/sで動くんでしょうか?
とりあえずCrystalDiskMarkで測定してみました。
———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]
Sequential Read : 400.985 MB/s
Sequential Write : 147.708 MB/s
Random Read 512KB : 366.940 MB/s
Random Write 512KB : 146.192 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 18.715 MB/s [ 4569.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 49.057 MB/s [ 11976.8 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 92.825 MB/s [ 22662.4 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 140.437 MB/s [ 34286.3 IOPS]
Test : 1000 MB [C: 51.0% (53.2/104.3 GB)] (x5)
Date : 2014/06/18 23:51:31
OS : Windows 7 Home Premium SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
お返事ありがとうございます。
G570にプリインストールされている「インテル(R)ラピッド・ストレージ・テクノロジー」(スタート→すべてのプログラム→Intel 内 にあると思います。)を起動して、右に表示されるSSDドライブを選択し、「詳細設定」をクリックすると「SATA転送率」が表示されるはずです。
もしくは、
http://zigsow.jp/cdm/
CrystalDiskMark という有名なソフトがありまして、これで実際の速度を計測できます。
G570はWindows7 64bit だと思いますので、64bit版ですかね。
ZIP版なら、使って、不要になったらゴミ箱に入れるだけですので、気軽に試せます。
よろしくお願いいたします。
先走って、先ほどの返信にCrystalDiskMarkの結果を追加していました・・・。
「インテル(R)ラピッド・ストレージ・テクノロジー」をみると、SATA6Gb/sで動いているようです。
すでに、CrystalDiskMarkで計測してらっしゃいましたね、失礼しました。
Sequential Read : 400.985 MB/s
ということで、300MB/sを超えていますので、おそらくSATA6Gb/s(SATA/600) で動いていると思われます。うらやましい。
念のために、インテルラピッドストレージテクノロジーも確認してみていただければ確実です。
と、なりますと、やはり私のSSDがおかしいということになりますね・・・。
ご協力ありがとうございました。本当に助かりました。