手当たり次第に書くんだ

飽きっぽいのは本能

VMware Workstation で BIOS / UEFI に入れない場合の対処 – 起動が速すぎる仮想マシンを止める

VMware Workstation で仮想マシンを起動すると、BIOS や UEFI の画面を開く前に OS が起動してしまうことがあります。特に仮想ディスクに OS が入っている状態では、起動が速すぎてキー入力が間に合わないことがあります。

この場合は、仮想マシンの起動直後に BIOS / UEFI へ入る設定を使うか、.vmx ファイルに起動待ち時間を設定すると対処できます。

参考
書籍
参考書籍

作って理解する仮想化技術 ── ハイパーバイザを実装しながら仕組みを学ぶ

VMware Workstation のような仮想マシンを使う前提として、ハイパーバイザ、仮想デバイス、起動処理の考え方を低レイヤから理解したい場合の参考書籍です。

Amazon で見る

このリンクは Amazon アソシエイトリンクです。

症状

  • VMware Workstation の仮想マシンで BIOS / UEFI に入りたい
  • 起動時に F2Esc を押しても間に合わない
  • Boot Menu を開きたいが、すぐ OS が起動してしまう
  • インストールメディアや ISO から起動したいが、起動順序を変えられない

物理マシンでも起動が速いと BIOS へ入りづらいことがありますが、仮想マシンではさらに短い時間で OS 起動へ進むため、キー入力で入るのが難しいことがあります。

まずは VMware Workstation のメニューから入る

VMware Workstation では、環境やバージョンによって、仮想マシンを次回起動時にファームウェア設定へ入れるメニューが用意されています。まずは GUI から操作できないか確認します。

  • 仮想マシンをシャットダウンする
  • 仮想マシンのメニューや電源操作から、ファームウェア設定へ入る項目を探す
  • 次回起動時に BIOS / UEFI 画面へ入れるか確認する

GUI から入れる場合は、それが一番安全です。.vmx を直接編集する必要がありません。

.vmx ファイルで起動待ち時間を設定する

GUI でうまく入れない場合は、仮想マシンの設定ファイルである .vmxbios.bootDelay を追加します。単位はミリ秒です。

bios.bootDelay = "5000"

上記の例では、起動時に 5000 ミリ秒、つまり 5 秒の待ち時間を設定します。この間に F2Esc を押すことで、BIOS / UEFI や Boot Menu に入りやすくなります。

設定値意味
bios.bootDelay = "3000"3 秒待つ
bios.bootDelay = "5000"5 秒待つ
bios.bootDelay = "10000"10 秒待つ

一度だけ BIOS / UEFI に入る設定

起動待ち時間を増やすのではなく、一度だけ BIOS / UEFI に入れればよい場合は、bios.forceSetupOnce を使う方法もあります。

bios.forceSetupOnce = "TRUE"

この設定は、次回起動時にファームウェア設定へ入るためのものです。起動後は VMware 側で設定が戻る場合があります。環境や Workstation のバージョンによって動作が異なることがあるため、反映されない場合は bios.bootDelay を使う方がわかりやすいです。

編集時の注意点

.vmx を直接編集する場合は、仮想マシンを完全に停止した状態で行います。サスペンド中や起動中に編集すると、設定が反映されなかったり、VMware 側で上書きされたりすることがあります。

  • 仮想マシンをシャットダウンする
  • VMware Workstation を閉じるか、対象 VM が開かれていない状態にする
  • .vmx ファイルをバックアップしてから編集する
  • 設定行を追加して保存する
  • VMware Workstation で仮想マシンを起動し直す

BIOS と UEFI の違いにも注意する

仮想マシンのファームウェアが BIOS なのか UEFI なのかによって、表示される画面や起動メニューの見え方が変わります。古い記事では BIOS と書いていても、現在の仮想マシンでは UEFI を使っていることがあります。

目的見る場所
起動順序を変えたいBIOS / UEFI の Boot 設定
ISO から一時的に起動したいBoot Menu または仮想 CD/DVD の接続設定
セキュアブートを確認したいUEFI 設定
OS インストール前にファームウェア設定を確認したい起動時の BIOS / UEFI 画面

まとめ

VMware Workstation で BIOS / UEFI に入れない場合は、起動が速すぎてキー入力が間に合っていない可能性があります。まずは VMware Workstation の GUI からファームウェア設定に入れるか確認し、難しい場合は .vmxbios.bootDelay を設定すると対処しやすくなります。

元記事のポイントは、bios.bootDelay の単位がミリ秒であることです。たとえば 5000 を指定すれば 5 秒待つため、BIOS / UEFI や Boot Menu へ入る操作がしやすくなります。

関連する記事

VMware Workstation で BIOS / UEFI に入れない場合の対処 – 起動が速すぎる仮想マシンを止める

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

トップへ戻る