エンジニアとして業務の中で最も退屈な作業のひとつは、何らかの製品のパラメータシートを Excel で作る作業です。
ただし、パラメータの管理は極めて重要であり、経験上、パラメータの管理は以下の構造で成り立っています。
- 設定項目の説明
- デフォルト値とその説明
- 設計値(設定値)とその説明
- 備考欄
このように表形式の構造となるため、Excel がそれを作りやすいことは理解できますが、本来の Excel は表計算ソフトであり、パラメータシートを作るためのものではありません。
また、大抵の場合、この Excel のパラメータシートは「ダサいフォント」で作成されていることが非常に多いです。これも私が嫌がる理由の一つです。
結論として、やはり、Ansible などの IaC (Infrastructure as Code) の活用が非常に重要だと考えています。Linux は Ansible で十分だと思いますし、最近のアプライアンスも何らかの自動化に対応しています。部分的に Excel は残ると思いますが、可能な限り Excel 以外のツールを活用したいところです。
私は IaC にしたいから GUI でしか操作できない何かが本当に嫌なんですよね。
Excel パラメータシートからの解放