手当たり次第に書くんだ

飽きっぽいのは本能

11 次元の膜宇宙の考察

超弦理論から M 理論への進化。別の宇宙の膜から伝わる重力とは何か。今の宇宙に重力子(グラビトン)は存在しないということでしょうか。

自分なりの解釈を思いついたので、忘れないうちに書いておこうと思います。

一般的に、重力を表現する際、2 次元の面に球体を置き、その面が球体の重さによって歪むように表現されますね。2 次元は面なので、この場合は 3 次元の方向に歪んでいると考えることができます。これは、時空の歪みで説明される重力の性質を、人間が理解するにあたって、非常に分かりやすく表現しています。なぜなら、人間は 3 次元を理解できるように進化しているからです。

しかし、実際の我々の宇宙は 3 次元であり、上記の説明例を実際の 3 次元に置き換えて考えると、4 次元方向に歪んでいると考えられます。ということは、4 次元方向に、3 次元空間に重力を及ぼす巨大な質量があると考えることもできるのではないでしょうか?

重力子は重力を媒介します。そして重力子は次元を超えられるとリサ・ランドールは言っています。ヒッグス場は物質に質量を与えますが、場の作用はそれだけです。ヒッグス粒子によって質量を規定された物質は、次元を超える重力によって、4 次元方向に強く引っ張られる。それが重力の本質ではないでしょうか。

より大きい質量はより大きい重力を生み、斥力が無ければ全ての物質は瞬く間に 4 次元方向に落ちていきます。ブラックホールはその分かりやすい例ではないでしょうか。

4 次元方向にすべてが落ちていく。それは 4 次元空間で放出される。思いついたのはここまでです。

世界は、物理における力の均衡により、人間の時間間隔から見たら維持されているように見えますが、宇宙規模で見たら波打ち際のようなもので、常に波があり、不安定な状態ではないでしょうか。我々を一時的に安定しているかのように見せているのは、もしかすると秩序だった 4 次元方向への落下なのかもしれません。リサ・ランドールが言ってるワープする宇宙とはこういうことではないかと思っています。

11 次元の膜宇宙の考察

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

トップへ戻る