CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 で内部メールサーバーを構成する場合の Postfix 設定を整理します。主題はインターネットへ直接公開する MTA ではなく、内部ネットワークで配送経路、LDAP alias、smtps をどう扱うかです。
内部メールサーバーの前提
内部メールサーバーでは、外部公開 MTA と同じ考え方で全ポートを開ける必要はありません。どのネットワークから受け付け、どこへリレーし、どの alias を LDAP から引くのかを先に分けます。
| 項目 | 考え方 |
| mynetworks | 内部からの送信許可範囲を限定する |
| relayhost | 外部配送を上位 MTA に寄せる場合に使う |
| virtual_alias_maps | LDAP などから alias を参照する |
| smtps / submission | 認証付き送信を分けて扱う |
基本パッケージとサービス
dnf install -y postfix cyrus-sasl cyrus-sasl-plain
systemctl enable --now postfix
postconf -n
systemctl status postfix内部向け main.cf の考え方
次は設定値の例です。実際にはドメイン名、内部ネットワーク、リレー先、証明書パスを環境に合わせます。
myhostname = mail.example.com
mydomain = example.com
myorigin = $mydomain
inet_interfaces = all
mynetworks = 127.0.0.0/8, 192.0.2.0/24
relayhost = [smtp.example.net]:587
virtual_alias_maps = ldap:/etc/postfix/ldap-alias.cf
smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/mail.crt
smtpd_tls_key_file = /etc/pki/tls/private/mail.key
smtpd_tls_security_level = may確認コマンド
postfix check
postconf -n
ss -lntp | grep master
journalctl -u postfix -n 100 --no-pagerまとめ
内部 Postfix は、メールを受ける、alias を引く、外部へ渡すという責務を分けて設計するのが重要です。CentOS 8 環境では古い構成を読み解く目的が中心になりますが、ログ、設定値、LDAP 参照を分離して確認すれば、配送経路の見通しはかなり良くなります。
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LDAP 参照の疎通確認です。
参考書籍
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書籍
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CentOS 8 Postfix 内部メールサーバー構築 – LDAP alias と smtps の設計

