CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
CentOS 8 で Dovecot を使い、IMAP でメールボックスを参照する MRA を構築する手順です。Postfix がメールを受け取る MTA だとすれば、Dovecot は利用者がメールを読むための IMAP / POP3 側を担当します。
この記事では、Maildir 形式、IMAP 有効化、TLS、サービス起動、ログ確認までを整理します。Postfix と Dovecot の責務を分けて読むことが重要です。
Dovecot をインストールする
dnf install dovecotメールボックス形式を確認する
cp -a /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf.bakmail_location = maildir:~/MaildirIMAP を有効化する
cp -a /etc/dovecot/dovecot.conf /etc/dovecot/dovecot.conf.bakprotocols = imapTLS 設定を確認する
grep -n "ssl" /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.confサービスを起動する
systemctl enable --now dovecot
systemctl status dovecot待ち受けを確認する
ss -tulpen | grep dovecotログを確認する
journalctl -u dovecot -n 100確認するポイント
- Postfix がどこへ配送し、Dovecot がどこを読むか一致しているか。
- Maildir と mbox を混同していないか。
- IMAP を外部公開する場合、TLS と認証方式を確認しているか。
- LDAP / SSSD 連携する場合、ユーザー解決の責任範囲が明確か。
まとめ
Dovecot はメール配送そのものではなく、メールボックスを利用者へ見せる役割を持ちます。CentOS 8 の既存環境では、Postfix、Maildir、認証、TLS、待ち受けポートを分けて確認すると、メールサーバー全体の責務が整理しやすくなります。
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CentOS 8 Dovecot MRA メールサーバー構築 – IMAP と Maildir の基本設定

