CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 を LDAP クライアントとして使い、ldapsearch で LDAP / LDAPS の疎通を確認するための基本を整理します。サーバーを構築する話ではなく、クライアント側で証明書を信頼し、検索できる状態を確認する記事です。
LDAP クライアントで確認すること
LDAP 連携で問題になるのは、認証情報だけではありません。名前解決、ポート疎通、TLS 証明書、base DN、bind DN がそろって初めて検索できます。
| 確認項目 | 見る内容 |
| 名前解決 | LDAP サーバー名が正しく解決できるか |
| TLS | LDAPS または StartTLS の証明書を信頼できるか |
| base DN | 検索するツリーの起点が正しいか |
| bind DN | 検索用ユーザーで bind できるか |
パッケージと証明書の配置
LDAP クライアントでは openldap-clients を入れ、内部 CA を使っている場合は CA 証明書を信頼ストアへ追加します。
dnf install -y openldap-clients ca-certificates
cp internal-ca.crt /etc/pki/ca-trust/source/anchors/internal-ca.crt
update-ca-trust extractldapsearch の確認例
まずは匿名検索ではなく、明示的に bind DN を指定して確認します。パスワードをコマンドラインに直接残したくない場合は、対話入力かファイル管理の方法を検討します。
ldapsearch -x -H ldaps://ldap.example.com -D "uid=readonly,ou=system,dc=example,dc=com" -W -b "dc=example,dc=com" "(objectClass=*)" dnよくある切り分け
- 証明書エラーの場合は、LDAP の bind より前に TLS 検証で止まっています。
- base DN が違う場合は、接続できても検索結果が空になります。
- 名前解決と証明書の CN / SAN がずれていると、LDAPS で失敗しやすくなります。
まとめ
LDAP クライアントの確認では、ldapsearch の成功だけを見るのではなく、TLS、base DN、bind DN を分けて確認することが重要です。特に内部 CA を使う環境では、証明書信頼の設定を先に固めておくと、認証設定の切り分けがしやすくなります。
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参考書籍
書籍
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