CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 で外部メールサーバーとして Postfix を公開する場合の基本観点を整理します。公開 MTA は単に 25 番ポートを開ければよいものではなく、DNS、TLS、SPF / DKIM / DMARC、リレー制御、ログ監視まで含めて考える必要があります。
公開 MTA で重要な前提
| 項目 | 確認内容 |
| MX / A / PTR | 名前解決と逆引きの整合性 |
| 25/tcp | 外部から受信する SMTP |
| 587/tcp | 認証付き submission |
| TLS | 証明書と暗号化設定 |
| 不正リレー対策 | 第三者中継を絶対に許可しない |
Postfix の基本確認
dnf install -y postfix cyrus-sasl cyrus-sasl-plain
systemctl enable --now postfix
postconf -n
postfix check公開向け設定の例
公開 MTA では、受信するドメインとリレー許可範囲を明確に分けます。特に mynetworks を広くしすぎると、不正リレーの原因になります。
myhostname = mx.example.com
mydomain = example.com
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
mynetworks = 127.0.0.0/8
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks, reject_unauth_destination
smtpd_tls_cert_file = /etc/pki/tls/certs/mx.crt
smtpd_tls_key_file = /etc/pki/tls/private/mx.key
smtpd_tls_security_level = may外部公開前の確認
- MX レコードと A レコードが正しく引けるか確認します。
- PTR レコードが送信元 IP と整合しているか確認します。
- 第三者中継できないことを必ず確認します。
- ログを見て拒否、配送、TLS の状態を確認します。
dig MX example.com
dig A mx.example.com
dig -x 192.0.2.10
journalctl -u postfix -fまとめ
公開 Postfix は、内部メールサーバーよりも責任範囲が広くなります。CentOS 8 の古い構築記録として読む場合でも、DNS、リレー制御、TLS、送信ドメイン認証を分けて確認することが重要です。
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参考書籍
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書籍
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CentOS 8 Postfix 外部メールサーバー構築 – 公開 MTA の基本設定

