電力需給ひっ迫については先月位から言われていましたが、早速1発目が来ましたね。
個人的な所感ですが、もう電力が無いと全ての経済活動ができなくなるといっても良い現代で、特に先進国の一つして電力が足りないとか論外な気がするんですよね。
国が言うのだから一人一人が節電すれば・・・、いかにも日本的な思考はと完全には否定はできませんが、それよりもこの国の経済が過去の決定に振り回され過ぎて、せっかくコロナ過から持ち直そうとしているのに水を差すようなことにならないでしょうか?
この国は何か分からないけど怖い、何か不安、で結局何もできずにいる状態だと思っていて、ただでさえ先細りの経済にさらに拍車をかけているようにも思えます。
こうなると「やはり手書きが一番!」とか「やはり現金が確実だ!」とかいつもの懐古主義になってしまう日本。
江戸時代にでも戻りたいのでしょうかね。
明日は冷房需要で電力需給ひっ迫か 適切なエアコン使用で熱中症予防を
6/26(日) 16:13配信【ウェザーニュース エナジーフォーキャストセンター】
明日6月27日(月)も関東甲信地方を中心に猛暑となり、熱中症の危険性が高くなります。
経済産業省は明日6月27日(月)を対象とした「電力需給ひっ迫注意報」を東京電力エリアに発令しました。電力需給ひっ迫注意報の発令は制度創設以来、初めてです。
冷房による電力需要が増大し、平日であることも影響して電力需給がひっ迫する可能性がありますが、エアコンの使用は必要不可欠ですので無理なく適切に使用し、照明やモニター等その他の節電にご協力をお願いします。
梅雨明け後のような気温が続く 熱中症警戒
提供:ウェザーニュース今週末にかけては梅雨前線が北上して本州から離れ、日本列島は真夏と同じような暖かく湿った空気に覆われます。梅雨明け後のような暑さが続くため、まだ身体が暑さに慣れていないこともあって、熱中症の危険性が高くなります。
明日6月27日(月)の予想最高気温は東京で35℃、名古屋でも34℃程度まで上がる予報で、ヒトの体温に迫るような危険な暑さとなる見通しです。この状況は今後1週間程度は続く可能性があります。
電力需要がひっ迫のおそれ
気温上昇に伴う家庭や企業での電力需要が大幅に高まることや、国内では今年から2024年にかけて発電設備容量(供給力)が例年よりも低い状況が続くことによって、電力需給がひっ迫する予想です。特に平日は企業での電力使用量が多いためひっ迫度合いが高まります。
提供:ウェザーニュース
ウェザーニュースのエナジーフォーキャストセンターの電力需要予測では、6月27日(月)の東京電力エリア内のピーク時電力使用量は、土日と比べて1.2倍程度以上になると予測されています。
これは、24日(金)に東京電力パワーグリッドから公表された「週間の見通し」におけるピーク時供給力の最大値に対して、ピーク時電力使用率が95%程度となる計算です。目安として、電力使用率が92%を超えると「厳しい」といわれます。
電力需給のバランスが崩れると電力の安定供給ができなくなり、最悪の場合は大規模停電に繋がります。電力会社はそれを防ぐために計画停電などを行うこともあります。
需要のピークは昼前後と予想されるため、幸いにも太陽光発電の発電量がピークとなる時間帯に近くなっています。ウェザーニュースのエナジーフォーキャストセンターの太陽光発電量予測では、ピーク時には需要全体の20%前後をカバーできる見通しです。
この猛暑は今後1週間程度は続くおそれがあり、電力需要のひっ迫も金曜日にかけて続く可能性が考えられます。
節電のためにエアコンを切ってしまうと熱中症の危険性が高まるため、決して無理をしないで冷房は適切に使用してください。使っていない照明器具やテレビ・モニターの電源を消すなど、その他の方法での節電にご協力をお願いします。
※ウェザーニュースの需要予測は、電力会社が保有する電力消費実績データやウェザーニュースの気象データを、独自開発のAIモデルが30分毎に学習し続けることで算出しています
※ピーク時供給力は、東京電力パワーグリッド株式会社 6月24日(金)発表「週間の見通し」より