LILOはLinuxを起動するためのブートローダである。はっきりいって使わないし、使ったことない。なんでこんなの覚えないといけないのか。資格とはやはり無駄も多い。
自宅のLinuxは当然ながらGRUBになっているので、もはやLILOを実環境で試す気は全く無し。ただただ暗記としよう。
【/etc/lilo.confの主な設定項目】
項目 | 設定内容 |
---|---|
boot | LILOをインストールするデバイス |
map | マップファイル |
prompt | ブートプロンプトを表示 |
timeout | ブートプロンプトの表示時間 (0.1秒単位) |
default | デフォルトで起動するカーネルのラベル名 |
image | カーネルのイメージファイル |
label | ブートイメージのラベル名 |
root | ルートファイルシステムを含むパーティション |
read-only | ルートファイルシステムを読み取り専用でマウント |
other | Linux以外のOSがインストールされているパーティション |
table | otherの設定時、そのOSがインストールされているデバイス |
initrd | カーネルと共に読み込む初期RAMイメージ |
/etc/lilo.confを書き換えた場合、LILOをインストールしなおす必要があるとのこと。オプション無しでこれを実行すると/etc/lilo.confの内容に従ってLILOが上書きされる。
[root@centos ~]# /sbin/lilo
【LILOをインストール可能なデバイス】
デバイス | 説明 |
---|---|
MBR (Master Boot Record) | 一般的にはMBRにLILOをインストールする。MBRはハードディスク上の特別な領域で、BIOSによって自動的にロードされる。 |
ルートパーティションの先頭セクタ | すでにほかのブートローダを使用している場合は、ルートパーティションの先頭セクタにLILOをインストールするのが一般的。 | フロッピーディスク | ハードディスクに障害が発生してLILOが起動できない場合、フロッピーディスクにインストールしたLILOからLinuxを起動可能。 |
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LILO (Linux LOader)