CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 で Samba を LDAP passdb と組み合わせ、ファイル共有を構成する考え方を整理します。Samba 単体のローカルユーザー管理ではなく、LDAP 側にユーザー情報を持たせる構成です。
Samba と LDAP passdb の関係
Samba の LDAP 連携では、Linux のログインユーザー情報とは別に、Samba 用の属性や SID の扱いが関係します。LDAP に接続できるだけでは不十分で、Samba schema、passdb backend、SID、共有ディレクトリ権限を合わせて確認します。
| 項目 | 役割 |
| passdb backend | Samba ユーザー情報の参照先 |
| sambaSID | Samba がユーザーやドメインを識別する ID |
| sambaDomainName | Samba ドメイン名 |
| 共有ディレクトリ | 実際のファイルアクセス対象 |
smb.conf の例
次は LDAP passdb を使う場合の最小限の考え方です。実際の DN、LDAP URI、suffix は環境に合わせます。
[global]
workgroup = EXAMPLE
security = user
passdb backend = ldapsam:ldaps://ldap.example.com
ldap suffix = dc=example,dc=com
ldap user suffix = ou=People
ldap group suffix = ou=Groups
ldap admin dn = cn=Directory Manager
[share]
path = /srv/samba/share
read only = no
valid users = @samba-users確認コマンド
testparm
net getlocalsid
pdbedit -L
smbclient -L //localhost -U user01注意点
- LDAP schema が不足していると Samba 用属性を扱えません。
- Samba の SID は明示的に確認し、環境の識別子として扱います。
- LDAP 認証とファイルシステム権限は別の層として確認します。
まとめ
Samba + LDAP passdb は、単なるファイル共有よりも構成要素が多くなります。CentOS 8 の古い環境を読む場合も、Samba schema、SID、LDAP 接続、共有ディレクトリ権限を分けて見ることが重要です。
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LDAP 側の確認です。
参考書籍
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CentOS 8 Samba 構築 – LDAP passdb とファイル共有

