CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 インストール用 USB メモリを作成する手順を、事故を避ける観点も含めて整理します。ISO を USB へ書き込む作業は単純ですが、書き込み先を間違えると内蔵ディスクを破壊するため、デバイス確認が最も重要です。
作業の流れ
| 手順 | 内容 |
| ISO を用意する | CentOS 8 の ISO ファイルを用意する |
| USB を挿す | 書き込み先メディアを接続する |
| デバイス名を確認する | /dev/sdX や /dev/diskN を確認する |
| ISO を書き込む | dd などでディスク全体に書き込む |
| 取り外す | sync 後に安全に取り外す |
Linux で USB デバイスを確認する
Linux では lsblk や fdisk で USB メディアのデバイス名を確認します。/dev/sdX1 のようなパーティションではなく、/dev/sdX のようなディスク全体を指定する点に注意します。
lsblk
blkid
sudo fdisk -ldd で書き込む
次は Linux 上で /dev/sdX に書き込む例です。sdX は必ず自分の環境の USB デバイス名へ読み替えます。
sudo dd if=CentOS-8.iso of=/dev/sdX bs=4M status=progress oflag=sync
sync
sudo eject /dev/sdXmacOS で作業する場合
macOS ではデバイス名が /dev/diskN になります。書き込み前に unmountDisk し、書き込みには raw device の /dev/rdiskN を使うことがあります。
diskutil list
diskutil unmountDisk /dev/diskN
sudo dd if=CentOS-8.iso of=/dev/rdiskN bs=4m status=progress
sync
diskutil eject /dev/diskN失敗しやすいポイント
- 書き込み先をパーティションで指定してしまう。
- 内蔵ディスクを USB と勘違いする。
- ISO をファイルとしてコピーしただけで起動しない。
- 書き込み後に sync せず取り外してしまう。
- UEFI / BIOS の起動モードと ISO の起動方式が合っていない。
まとめ
インストール USB 作成で重要なのは、コマンドを覚えることではなく、書き込み先デバイスを確実に見分けることです。CentOS 8 は現在新規構築向けではありませんが、検証や過去環境の再現では、ISO、USB、起動方式を分けて確認する必要があります。
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