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CentOS 8 GUI 手動インストール – 初期確認と記録する項目

CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。

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CentOS 8 を GUI インストーラーで手動インストールする場合に、インストール画面で決める項目と、完了後に確認しておきたい内容をまとめます。現在のサーバー構築では Kickstart や構成管理の方が再現性は高いものの、検証環境の初期確認や既存環境の読み解きでは、GUI で選んだ設定をあとから説明できることが重要です。

GUI インストールを使う場面

GUI インストールは、画面を見ながらディスク、ネットワーク、ソフトウェア選択を確認できるため、初回検証や作業記録の入口として扱いやすい方法です。一方で、クリック操作だけで進めると、あとから同じ状態を再現しにくくなります。作業中に選択した内容をメモし、必要に応じて Kickstart へ移す前提で使うと扱いやすくなります。

  • 一台だけの検証環境を短時間で作る。
  • インストーラー画面の選択肢を確認する。
  • 既存の CentOS 8 環境がどのような初期設定で作られたかを推測する。
  • Kickstart 化する前に、必要なパッケージやパーティション構成を確認する。

インストール画面で決める項目

CentOS 8 の GUI インストーラーでは、すべての項目を自動で進めるのではなく、あとから運用に影響する項目を明示的に確認します。特にネットワーク、ストレージ、ソフトウェア選択は、インストール後のサーバーの性格を大きく変えます。

  • インストール先ディスクとパーティション構成。
  • ネットワーク接続の有効化、IP アドレス、ホスト名。
  • タイムゾーン、言語、キーボード配列。
  • 最小インストール、サーバー、GUI 付きサーバーなどのソフトウェア選択。
  • root パスワードと管理ユーザーの作成。
  • kdump を有効にするかどうか。

ストレージとネットワークの記録

手動インストールでは、画面上で選んだディスクや NIC 名を作業後に忘れがちです。検証用途でも、どのディスクに入れたか、LVM を使ったか、DHCP なのか固定 IP なのかを残しておくと、後続のトラブルシューティングが楽になります。

lsblk
nmcli device status
nmcli connection show
ip address
ip route

インストール後に確認する

インストールが終わったら、OS のリリース、ホスト名、時刻、ネットワーク、リポジトリを先に確認します。ここで期待と違う状態が見つかる場合は、アプリケーションを入れる前に修正した方が切り分けしやすくなります。

cat /etc/centos-release
hostnamectl
timedatectl
ip address
ip route
dnf repolist

最初に更新状態を確認する

CentOS 8 は EOL 済みのため、現在のミラーやリポジトリ状態は当時と同じではありません。既存環境を確認する場合は、更新が可能かどうかだけでなく、参照先リポジトリが通常ミラーなのか vault 系なのかも確認します。

dnf repolist
dnf check-update

GUI 手動インストールの限界

GUI インストールは作業しやすい反面、変更履歴が残りにくい方法です。複数台を同じ構成にする場合、またはあとから作り直す可能性がある場合は、GUI で決めた内容を Kickstart、Ansible、構築メモのいずれかに落とし込む方が安定します。

  • 一度だけ作る検証環境なら GUI 手順でも十分な場合がある。
  • 本番相当の環境では、手動選択だけに依存しない。
  • ディスク、ネットワーク、ユーザー、リポジトリの選択内容を残す。
  • EOL 後の CentOS 8 では、新規用途ではなく既存環境の確認用として扱う。

確認するポイント

  • インストール時に選んだソフトウェアセットを説明できるか。
  • ネットワーク、ディスク、ユーザー設定をあとから再現できるか。
  • 検証環境なのか本番系なのかを分けて記録しているか。
  • 新規構築ではサポートされている OS を選んでいるか。

まとめ

CentOS 8 の GUI 手動インストールは、過去環境を確認する入口としては分かりやすい方法です。ただし、サーバー運用では再現性が重要になるため、画面で選んだ項目を記録し、必要に応じて Kickstart や構成管理へ移せる状態にしておくことが大切です。

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