CentOS 6 で OpenLDAP サーバーを構築する時の基本を確認します。CentOS 6 世代では、slapd.conf 形式の構成と cn=config 形式の構成が環境によって混在するため、まず実際にどちらで動いているかを確認することが重要です。
OpenLDAP サーバーで確認する範囲
slapdが起動しているか- 設定形式が
slapd.confかcn=configか - suffix と rootdn
- スキーマ読み込み
- 初期 LDIF データ
- LDAP を参照するクライアントやサービス
LDAP は単独のユーザー一覧ではなく、Linux ログイン、Samba、メール、各種アプリケーションの参照先になることがあります。移行前には、どのサービスが LDAP を見ているかを棚卸しします。
パッケージとサービス確認
yum install openldap-servers openldap-clients
chkconfig slapd on
service slapd start
service slapd status
rpm -qa | grep openldapCentOS 6 では slapd サービスとして管理されます。起動状態だけでなく、TCP 389 や LDAPS を使っているかも確認します。
ps aux | grep [s]lapd
netstat -lntp | grep -E ":389|:636"
ldapsearch -x -s base -b "" namingContexts設定形式を確認する
古い環境では /etc/openldap/slapd.conf が残っている場合もあります。一方で、/etc/openldap/slapd.d/ を使う cn=config 形式の環境もあります。
ls -l /etc/openldap/slapd.conf
ls -ld /etc/openldap/slapd.d
grep -R "olcSuffix\|olcRootDN" /etc/openldap/slapd.d 2>/dev/null
grep -E "^(suffix|rootdn|database)" /etc/openldap/slapd.conf 2>/dev/null設定形式を取り違えると、編集しているファイルと実際に使われている設定がずれます。まず実体を確認してから作業します。
初期データの確認
ldapsearch -x -b "dc=example,dc=local"
ldapsearch -x -b "ou=People,dc=example,dc=local"
ldapsearch -x -b "ou=Group,dc=example,dc=local"LDAP ディレクトリの移行では、設定ファイルだけでなく、登録済みエントリを LDIF として取り出せるかが重要です。
slapcat > ldap-backup.ldif
head -n 40 ldap-backup.ldif
ls -lh ldap-backup.ldifまとめ
CentOS 6 の OpenLDAP は、設定形式、suffix、スキーマ、登録データ、参照クライアントを分けて確認します。LDAP は複数サービスの中心にいることが多いため、単体の手順ではなく、認証基盤としての依存関係を読むことが重要です。
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CentOS 6 OpenLDAP サーバー構築 – slapd と LDAP ディレクトリの基本

