CentOS 6 で ntpd を使って時刻同期する基本を確認します。時刻同期は地味ですが、ログ、証明書、認証、監視のすべてに関係します。古いサーバーの調査でも、時刻が合っているかは最初に確認する価値があります。
CentOS 6 の時刻同期で見ること
ntpdが起動しているか- 参照先 NTP サーバーが正しいか
- 同期状態が安定しているか
- 時刻ずれが大きすぎないか
- ログの時刻と実時刻が一致しているか
CentOS 6 では chrony ではなく ntpd が使われている構成が多くあります。Ubuntu や CentOS 8 以降の記事とは前提が違います。
インストールと起動確認
yum install ntp
chkconfig ntpd on
service ntpd start
service ntpd status起動直後は同期済みにならないことがあります。少し時間を置いてから状態を確認します。
ntp.conf の基本
/etc/ntp.conf に参照先 NTP サーバーを設定します。内部 NTP サーバーがある場合は、外部ではなく内部の基準サーバーを参照させる方が運用しやすいです。
server ntp1.example.local iburst
server ntp2.example.local iburst
driftfile /var/lib/ntp/drift
restrict default kod nomodify notrap nopeer noquery
restrict 127.0.0.1
restrict ::1restrict は NTP サーバーへの問い合わせや制御を制限する設定です。単にクライアントとして同期するだけなら、外部から自由に問い合わせを受ける必要はありません。
同期状態の確認
ntpq -p
ntpstat
date
tail -f /var/log/messagesntpq -p で先頭に * が付いているサーバーが現在の同期先です。同期できない場合は、名前解決、経路、UDP 123、上位 NTP サーバーの状態を分けて確認します。
時刻が大きくずれている場合
時刻が大きくずれていると、ntpd がすぐに補正しない場合があります。初回だけ手動で合わせてから ntpd を起動する運用が使われることもあります。
service ntpd stop
ntpdate ntp1.example.local
service ntpd start
ntpq -pただし、稼働中のサーバーで時刻を急に動かすと、アプリケーションやログに影響する場合があります。データベース、認証、ジョブ実行があるサーバーでは作業タイミングに注意します。
まとめ
CentOS 6 の時刻同期では、ntpd、/etc/ntp.conf、ntpq -p、ログを確認します。時刻同期は単独の設定ではなく、ログ解析、証明書、LDAP、監視の前提として扱うべき項目です。
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ログを正しく読むには時刻同期が前提になります。 - CentOS 6 共通設定
サーバー初期設定全体の確認です。
参考書籍
CentOS 6 のような古い Linux サーバー記事を読み直す時にも、コマンドライン操作の考え方を確認しやすい参考書籍です。
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