タイトルの通り、私は「自民党がのさばり続けるのは国民の責任が大きい」と思っています。これの代表的な問題は、もちろん選挙における投票率の低さに他なりませんが、他にもいくつかあると思います。
例えば、日本人の性格です。一般的に、日本人は変化を嫌い、現状を安定させ、同じこと未来永劫続けていくような人生が好きだと言われています。私の感覚としてはその通りだと思っています。また、何かを読み、理解しようとする人がいません。要は話してもらわないと、理解しようというきっかけに至らない人が多い印象があります。つまり、自分から学ぼうとする人間があまりいないのですよね。勤勉と言われる日本人なのにちょっと意外かもしれません。
これは、ある面では良いかもしれませんが、今の自民党のように、不祥事が続き、支持率が低迷している状況では悪い方向に働きます。前述の言い方を少し変えると、「人となりしか見れない人が多い」からだと思います。これは、実際に会って話してもらうような政治家でないと信用できないということだと思います。これでは党員が全国に大量に存在する自民党のような組織が優勢なのは納得できますよね。
重要なのは、私たちが何に困り、それを救うために政治家が政策を考え、その政策の実現を約束する政治家を選ぶことです。もちろん、政策というのは単純なものではなく、理解するには「きちんと読む」ことが必要です。なんとなく人が良さそうだから投票するとか、会ってくれたから投票するとか、顔がいいから投票するとか、昔から自民党に投票しているからとか、そういったことの積み重ねが今の自民党を生み出していることを国民一人一人が自覚することだと思います。
最後に、自民党の裏金問題は弁明を聞けば聞くほど腹が立ちますが、こういったこと不祥事にも責任を持てるように、理解する作業を恐れずに政権を選択できるようになるべきだと思います。