だいぶ前に、「報道発 ドキュメンタリ宣言」で、「サンカ」についての特集を放送していたことを思い出しました。
放送によると、サンカは、非定住であり、竹細工などこしらえて農家にもっていき、食料など生活に必要なものと交換していたそうです。こういった生活を営んでいる人達がいたんだなと感慨深く見てましたが、ある日、「サンカ」をキーワードに検索していたら、「ホイト」というキーワードが出てきました。
私は「ホイト」という言葉になんだか聞き覚えがあるなと思いました。私の実家は田舎で農業をしていますが、幼い頃、祖母が「ホイドッコ」が云々と言っていたことを思い出しました。その頃は幼かったので「ホイドッコ」が何なのかは理解できていませんでしたが、祖母の言い方は良いものでなく、「ホイドッコ」を見下したような言い方をしていたと記憶しています。当時は今のように道徳的な意識も薄かったこともあるかもしれません。また、私の田舎は田舎の中の田舎だったため、近年(五十年くらい前?)まで「ホイドッコ」が存在していたのかもしれません。
おそらく、祖母が言う「ホイドッコ」とは「ホイト」が方言でなまったものではないでしょうか。そして「ホイト」は「サンカ」の別名ではないでしょうか。そして祖母は幼少期に「サンカ」の存在を知っていたのかもしれません。
サンカから導き出した考察