この記事は CentOS 5 を前提にした古いサーバー構築・保守手順の記録です。CentOS 5 は既にサポートが終了しているため、新規構築では現行の Linux ディストリビューションを利用してください。ここでは、当時の環境を保守・確認するための資料として整理しています。
参考書籍
Postfix 実用ガイド
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概要
Postfix を使用して MTA (Mail Transfer Agent) を構築します。
- 本稿は、内部用の MTA を想定した設定例です。外部用の MTA はこちらを参照して下さい。
- 内部用 MTA と MRA (Mail Retrieval Agent) は同一ホスト上に構築します。これは同じメールボックスを参照する必要があるためです。 この環境では MRA として Dovecot を使用しています。
- 内部から参照する MX レコードは、内部用 MTA の FQDN となります。DNS に登録しておきます。
インストール
postfix をインストールします。
yum -y install postfix/etc/postfix/main.cf
/etc/postfix/main.cf を編集します。以下は変更箇所のみ記載しています。
cat > /etc/postfix/main.cf <<'EOF'
myhostname = int-mta.si1230.com
mydomain = si1230.com
myorigin = $myhostname
inet_interfaces = all
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
mynetworks = 127.0.0.0/8, 10.0.0.0/24
home_mailbox = Maildir/
EOFmyhostname: このメールサーバーのホスト名を設定します。mydomain: メールサーバーが属するドメイン名を設定します。myorigin: メールの送信元として使用されるドメインを設定します。ここでは$myhostnameを指定しているため、myhostnameで設定したint-mta.si1230.comが送信元のドメインとなります。inet_interfaces: Postfix がリッスンするインターフェイスを指定します。allはすべてのインターフェイスでリッスンします。mydestination: このメールサーバーが配送対象とするドメインやホスト名のリストを指定します。mynetworks: このメールサーバーが信頼するネットワークの IP アドレス範囲を指定します。home_mailbox: ユーザーのメールボックスの保存先を指定します。
デフォルト MTA の変更
デフォルトの MTA として sendmail が使用されているため、Postfix に変更します。
alternatives --config mtaサービス起動設定
postfix サービスを起動し、システムの起動時に有効になるように設定します。
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