CentOS 5 のネットワーク設定は、現在の NetworkManager や systemd-networkd とは前提が異なります。基本は /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* と network サービスです。
この記事では、CentOS 5 世代のネットワーク設定を、古いサーバーを読むための手順として整理します。新規構築で CentOS 5 を推奨するものではありません。
設定ファイルの場所
インターフェイスごとの設定は /etc/sysconfig/network-scripts/ 配下にあります。代表的には ifcfg-eth0 のようなファイルです。
ls -l /etc/sysconfig/network-scripts/
sed -n '1,120p' /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0固定 IP アドレスの設定例
固定 IP を使う場合は、BOOTPROTO=static とし、IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNS を設定します。
sudo tee /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 >/dev/null <<'EOF'
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.0.2.10
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.0.2.1
DNS1=192.0.2.53
EOF古い環境では HWADDR や TYPE が入っていることもあります。既存サーバーでは、不要に消さず、現在の設定値を確認してから変更します。
network サービスで反映する
CentOS 5 では systemctl ではなく、service コマンドで network サービスを操作します。
sudo service network restart
ip addr show eth0
route -n
cat /etc/resolv.confネットワーク再起動は SSH 接続を切断する可能性があります。リモート作業では、コンソールや別経路を確保してから実行します。
DHCP の設定例
DHCP でアドレスを取得する場合は、BOOTPROTO=dhcp を使います。検証環境や一時的な環境ではこちらの方が扱いやすい場合があります。
sudo tee /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 >/dev/null <<'EOF'
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
EOF確認観点
ONBOOT=yesになっているか- IP アドレスと netmask が意図通りか
- default gateway が設定されているか
- DNS が
/etc/resolv.confに反映されているか - リモート作業時に SSH 経路を失わないか
まとめ
CentOS 5 のネットワーク設定は、ifcfg ファイルと network サービスを中心に理解します。現在の Linux とは操作感が違うため、古いサーバーを読む時は、どのサービスが設定を反映しているのかを先に確認することが重要です。
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参考書籍
古い Linux サーバーの操作を読む前提として、コマンドラインの考え方を確認したい場合の参考書籍です。
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