SNMP Trap は、監視対象から監視サーバーへイベントを通知する仕組みです。CentOS 5 では snmptrapd を使って Trap を受信する構成がありました。
この記事では、CentOS 5 の SNMP Trap 受信設定を、snmptrapd の基本として確認します。
snmptrapd の役割
- 監視対象から送られる Trap を受信する
- 受信した Trap をログへ出す
- 必要に応じて外部スクリプトや監視基盤へ渡す
- snmpd とは役割が違う
snmpd は監視対象として情報を返す daemon、snmptrapd は Trap を受ける daemon です。
設定ファイルを確認する
cat /etc/snmp/snmptrapd.conf基本設定例
sudo cp -a /etc/snmp/snmptrapd.conf /etc/snmp/snmptrapd.conf.bak.$(date +%Y%m%d%H%M%S)
sudo tee /etc/snmp/snmptrapd.conf >/dev/null <<'EOF'
authCommunity log,execute,net public
EOFSNMPv2c の community は平文です。Trap 受信でも、community 名だけを強い認証として扱わず、送信元ネットワークや Firewall 側で制御します。
サービスを起動する
sudo service snmptrapd restart
sudo chkconfig snmptrapd on
sudo service snmptrapd status受信ログを確認する
tail -f /var/log/messages
netstat -anu | grep :162SNMP Trap は UDP 162 番を使います。受信できない場合は、snmptrapd の起動状態、UDP 162 の待受、Firewall、送信元機器側の設定を確認します。
テスト送信の例
snmptrap -v2c -c public 192.0.2.10 '' NET-SNMP-EXAMPLES-MIB::netSnmpExampleHeartbeatNotificationテスト Trap は環境により MIB 名やコマンドが異なる場合があります。重要なのは、受信側ログに Trap が出るかを確認することです。
まとめ
CentOS 5 の SNMP Trap 受信では、snmptrapd が何を受け、どこへ記録するのかを明確にすることが重要です。snmpd と snmptrapd は役割が違います。
SNMPv2c の Trap は暗号化も強い認証も前提にしにくいため、受信元をネットワーク的に絞り、ログや監視基盤でどう扱うかを設計しておく必要があります。
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Trap 受信の前提になるネットワーク設定です。
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CentOS 5 SNMP Trap 受信設定 – snmptrapd の基本

