CentOS 8 は既に通常の CentOS Linux としてはサポートが終了しています。このページは新規構築を推奨するものではなく、過去環境の保守、移行前調査、設定の読み解きに使うためのレガシー Linux 手順です。新規構築では、現在サポートされているディストリビューションを利用してください。
この記事では、CentOS 8 の Podman で Error adding network: failed のようなネットワーク作成エラーが出た場合の確認ポイントを整理します。Podman 自体の問題に見えても、CNI 設定、firewalld、サブネット重複、パッケージ状態が原因になっていることがあります。
まず見るべき箇所
Podman のネットワークは、バージョンや構成によって CNI 設定に依存します。エラーメッセージだけで判断せず、Podman のバージョン、ネットワーク一覧、CNI 設定ファイルを確認します。
podman version
podman network ls
podman info --debug
ls -l /etc/cni/net.d/サブネット重複の確認
Podman が作る bridge ネットワークのアドレス帯が、既存の LAN、VPN、コンテナネットワークと重複していると、通信やネットワーク作成で問題になることがあります。
ip address
ip route
podman network inspect podmanパッケージと firewalld
CentOS 8 世代では、Podman、CNI plugin、firewalld の組み合わせで挙動を見る必要があります。更新直後や部分的なパッケージ更新後は、依存パッケージも確認します。
rpm -qa | grep -E '^(podman|containernetworking|cni|slirp|fuse-overlayfs)'
systemctl status firewalld
firewall-cmd --get-active-zones運用上の見方
- Podman を Docker と同じものとして扱うと、ネットワークまわりの差分を見落としやすくなります。
- rootless / rootful の違いでネットワークの作り方が変わります。
- エラー発生時は、コンテナ単体ではなく Podman のネットワーク定義から確認します。
まとめ
Error adding network: failed は、Podman の起動エラーというより、コンテナネットワークを作る段階で失敗している状態です。CNI、アドレス重複、firewalld、パッケージ更新状態を分けて確認すると、原因を追いやすくなります。
関連する記事
- CentOS 8 Podman の問題 – Docker 互換だけでは見えない違い
Podman を Docker 互換としてだけ見る危うさを整理します。 - CentOS 8 Podman のバージョンアップでコンテナ起動失敗した場合
更新後に起動できない場合の確認観点です。 - CentOS 8 Harbor コンテナレジストリ構築
コンテナイメージ管理の関連記事です。
参考書籍
書籍
Linux のコマンドライン操作を基礎から確認したい場合の参考書籍です。価格や在庫はリンク先で確認してください。
Amazon で見るこのリンクは Amazon アソシエイトリンクです。

