この記事は CentOS 6 を前提にした古いサーバー構築・保守手順の記録です。CentOS 6 は既にサポートが終了しているため、新規構築では現行の Linux ディストリビューションを利用してください。ここでは、当時の環境を保守・確認するための資料として整理しています。
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概要
CentOS 6.9 を前提に、全ホストで共通して実施していた初期設定の整理です。個別サービスの詳細手順ではなく、サーバー構築時に確認する項目の一覧としてまとめます。
Yum と基本パッケージ
まずシステム更新と基本パッケージの導入を行います。EPEL を使う場合は、CentOS 6 当時のリポジトリ状態に注意します。
yum update
yum install epel-release yum-cron logwatch git net-snmp net-snmp-utils nfs-utils
yum install etckeeper管理ユーザー
管理用ユーザーを作成し、必要に応じて wheel グループへ追加します。root で直接作業し続けるのではなく、管理ユーザーから昇格する運用にします。
groupadd centos -g 500
useradd centos -u 500 -g 500
usermod -G wheel centos共通ディレクトリとエディタ設定
作業用ディレクトリ、バックアップ用ディレクトリ、エディタ設定など、ホストごとにばらつかせたくない基本設定を整えます。
SSH と SELinux
SSH は root ログイン、パスワード認証、接続元制限を運用方針に合わせて整理します。SELinux は無効化していた環境でしたが、現在読む場合は当時の CentOS 6 運用方針として扱います。
ネットワーク
IPv6、iptables、IP 転送、TCP Wrapper など、ネットワークまわりの基本設定を確認します。CentOS 6 では /etc/sysconfig/network-scripts/ 配下の設定ファイルが中心になります。
ローカルサービス
| 項目 | 目的 |
| Postfix | ローカル MTA として通知メールを送信する。 |
| SNMP | 監視サーバーから状態取得できるようにする。 |
| NTP | ログや証明書検証のために時刻同期を行う。 |
| rsyslog | ログ転送やログサーバー連携を行う。 |
| バックアップ | 設定ファイルと運用データの保全方法を決める。 |
まとめ
CentOS 6 の共通設定は、単発のコマンド集というより、サーバーを同じ運用水準にそろえるための基準です。Yum、ユーザー、SSH、ネットワーク、通知、監視、ログをまとめて整えることで、個別サービスの構築に進みやすくなります。
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- CentOS 6 NTP 時刻同期設定 – ntpd クライアントの基本
- CentOS 6 rsyslog ログサーバー構築 – ログ受信と転送の基本
初期設定として確認する範囲
共通設定は、個別サービスを入れる前に OS としての前提をそろえる作業です。ホスト名、時刻、管理ユーザー、SSH、パッケージ更新、ログ、不要サービスの扱いを最初に確認すると、後続の手順が読みやすくなります。
- ホスト名と名前解決。
- 時刻同期。
- 管理ユーザーと権限昇格。
- SSH と Firewall。
- パッケージリポジトリと更新方針。



