Ubuntu 22.04 上で Vue.js の開発環境を用意し、npm、Vue CLI、Vite の位置づけを確認する記事です。既存プロジェクトの保守と新規プロジェクトの作成では、選ぶツールが変わります。
この記事では、Ubuntu 22.04 を開発端末または検証端末として使う前提で扱います。本番環境では、開発サーバーをそのまま公開せず、ビルド済み成果物を Web サーバーや配信基盤へ配置する構成を基本にします。
- Ubuntu 22.04 上の Vue.js 開発環境の位置づけ
- npm の前提確認
- Vue CLI と Vite の使い分け
- 開発サーバーと本番配信の違い
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Vue.js 開発環境の位置づけ
| 項目 | 考え方 |
| npm | Node.js パッケージ管理の前提 |
| Vue CLI | 既存手順や古いプロジェクトの保守で使うことがある |
| Vite | 新規作成や軽量な検証で使いやすい |
| 開発サーバー | ローカル開発用であり本番公開用ではない |
前提を確認する
Node.js と npm が使えることを確認します。未導入の場合は npm 記事の手順を先に確認します。
node --version
npm --version
which node
which npm作業ディレクトリを用意する
開発用の作業ディレクトリを作成します。
mkdir -p ~/work/vue
cd ~/work/vue
pwdVue CLI を使う場合
既存プロジェクトや古い手順で Vue CLI が必要な場合の確認例です。グローバルインストールは環境全体に影響するため、用途を明確にします。
npm list -g --depth=0 | grep '@vue/cli' || true
npm install -g @vue/cli
vue --versionVite を使う場合
新規プロジェクトや軽量な検証では Vite を使う構成が扱いやすい場合があります。
cd ~/work/vue
npm create vite@latest sample-vue -- --template vue
cd sample-vue
npm install開発サーバーを起動する
ローカル開発用サーバーを起動します。外部からアクセスさせる場合は、接続元とファイアウォールを確認します。
npm run dev -- --host 0.0.0.0ビルドする
本番配信用の静的ファイルを生成する例です。生成物は通常 dist に出力されます。
npm run build
ls -l distVue CLI と Vite の位置づけ
古い Vue.js の記事では Vue CLI を前提にすることがありますが、現在の Vue 開発では Vite を使う構成が一般的です。この記事では Ubuntu 22.04 上で npm を使い、Vue CLI と Vite の位置づけを確認します。
既存プロジェクトを保守する場合は Vue CLI、新規作成や軽量な検証では Vite、というように分けて考えると判断しやすくなります。
運用上の注意
- Vue CLI は既存手順の再現や古いプロジェクト向けとして扱う
- 新規プロジェクトでは Vite を前提にする方が自然な場合が多い
- グローバル npm パッケージは環境全体に影響するため、開発環境単位で管理する
- 本番環境では、開発サーバーとビルド済み成果物の配信を混同しない
- Node.js と npm のバージョン固定方針をプロジェクトごとに決める
削除する場合
検証用プロジェクトが不要になった場合は、作成した作業ディレクトリを削除します。グローバルに入れた Vue CLI を使わない場合は削除します。
npm uninstall -g @vue/cli
rm -rf ~/work/vue/sample-vueまとめ
Ubuntu 22.04 で Vue.js 開発環境を使う場合は、まず Node.js と npm の前提を確認します。既存プロジェクトでは Vue CLI、新規作成や軽量な検証では Vite を使うなど、プロジェクトの前提に合わせて選びます。
開発サーバーはローカル開発用です。本番公開では npm run build で生成した成果物を、Apache などの Web サーバーや配信基盤へ配置する構成に分けます。

