この記事の位置づけ
Ubuntu 22.04 上に Azure Functions Core Tools を導入する補足記事です。クラウド側の Azure Functions を直接構築する記事ではなく、ローカルで関数アプリの作成・実行・検証を行うための開発環境を準備します。
Azure Functions Core Tools の位置づけ
Azure Functions Core Tools は、Azure Functions をローカルで作成、実行、デプロイするための CLI ツールです。関数アプリのテンプレート作成、ローカル実行、Azure への発行などを func コマンドで扱えます。
Ubuntu 22.04 に導入する場合は、Microsoft のパッケージリポジトリを追加して azure-functions-core-tools-4 をインストールします。利用するランタイムによって Node.js、.NET、Python などの追加環境も必要になります。
Microsoft パッケージリポジトリを追加する
Microsoft の GPG キーを登録し、Ubuntu 22.04 用のパッケージリポジトリを追加します。以下は amd64 環境を前提にした例です。
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > microsoft.gpg
sudo mv microsoft.gpg /etc/apt/trusted.gpg.d/microsoft.gpg
sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/microsoft-ubuntu-$(lsb_release -cs)-prod $(lsb_release -cs) main" > /etc/apt/sources.list.d/dotnetdev.list' インストールする
リポジトリを追加したら、パッケージ情報を更新して Core Tools v4 をインストールします。
sudo apt update
sudo apt -y -o Dpkg::Options::=--force-confdef -o Dpkg::Options::=--force-confold install azure-functions-core-tools-4インストール結果を確認する
インストール後は func コマンドのバージョンを確認します。ローカルで関数アプリを作成する場合は、使用する言語ランタイムも合わせて確認します。
func --version
func --helpローカル実行環境としての注意
- Core Tools は Azure Functions のローカル開発用 CLI として扱う。
- Node.js、.NET、Python など、関数ランタイムごとの前提パッケージを別途確認する。
- Azure へデプロイする場合は Azure CLI や認証情報の管理が必要になる。
- 検証環境と本番デプロイ権限は分けて管理する。
- arm64 環境ではパッケージ提供状況を確認してから導入する。
ローカル実行環境としての扱い
Azure Functions Core Tools は、Azure Functions をローカルで作成、実行、デバッグするためのツールです。Ubuntu 22.04 上に入れる場合も、本番実行環境ではなく、開発端末や検証端末の補助ツールとして扱います。
クラウド側の Functions 実行環境、ランタイムバージョン、認証、デプロイ先の設定は別に管理します。
次に読む記事
参考書籍
ストーリーで覚える Linux CLI 入門
Linux のコマンドライン操作を基礎から確認したい場合の参考書籍です。価格や在庫はリンク先で確認してください。
Amazon で見るこのリンクは Amazon アソシエイトリンクです。

