Ubuntu 22.04 で USB-SSD を接続し、外付けストレージとして利用する手順です。検証環境の一時領域、バックアップ先、データ退避先として使う場合を想定します。
ディスク操作は対象デバイスを間違えると既存データを失います。この記事では /dev/sdc を例にしますが、実際の環境では lsblk で対象を必ず確認してから実行します。
- USB-SSD のデバイス確認
- パーティションとファイルシステム作成
- UUID によるマウント設定
- サーバー用途で使う場合の注意点
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USB-SSD を使う前提
| 項目 | 確認すること |
| 用途 | 一時領域、検証データ、バックアップ先など |
| デバイス名 | /dev/sdc など、接続時に割り当てられる名前 |
| マウント方法 | 恒久利用では UUID を使う |
| バックアップ | 重要データは USB-SSD 以外にも保存する |
デバイスを確認する
接続前後でブロックデバイス一覧を確認し、対象の USB-SSD を特定します。
lsblk -o NAME,SIZE,TYPE,FSTYPE,MOUNTPOINTS,MODEL
lsblk -f
sudo dmesg | tail -n 30既存の署名を確認する
既存データがあるデバイスを誤って初期化しないように、ファイルシステムやパーティション情報を確認します。
sudo blkid /dev/sdc /dev/sdc1 2>/dev/null || true
sudo parted /dev/sdc printパーティションを作成する
USB-SSD 全体を 1 つの Linux 用パーティションとして使う例です。対象デバイスが本当に /dev/sdc であることを確認してから実行します。
sudo parted /dev/sdc --script mklabel gpt
sudo parted /dev/sdc --script mkpart primary ext4 1MiB 100%
sudo partprobe /dev/sdc
lsblk -o NAME,SIZE,TYPE,FSTYPE,MOUNTPOINTS /dev/sdcファイルシステムを作成する
作成したパーティションに ext4 ファイルシステムを作成します。ラベルを付けると一覧表示で識別しやすくなります。
sudo mkfs.ext4 -L usbssd-data /dev/sdc1
lsblk -f /dev/sdc一時的にマウントして確認する
まず手動マウントで読み書きを確認します。
sudo mkdir -p /mnt/usbssd
sudo mount /dev/sdc1 /mnt/usbssd
findmnt /mnt/usbssd
df -h /mnt/usbssd読み書きを確認する
簡単なファイル作成で、マウント先に書き込めることを確認します。
sudo touch /mnt/usbssd/write-test
ls -l /mnt/usbssd/write-test
sudo rm /mnt/usbssd/write-testUUID を確認する
サーバーで継続利用する場合は、/dev/sdc1 のようなデバイス名ではなく UUID を使ってマウントします。
sudo blkid /dev/sdc1
lsblk -f /dev/sdc1fstab に登録する
UUID=... は実際の値に置き換えます。USB 接続のストレージでは、起動時に見つからない場合でも起動を止めないように nofail を付ける選択があります。
sudo mkdir -p /srv/usbssd
sudo tee -a /etc/fstab >/dev/null <<'EOF'
UUID=9efb63c3-d2fa-4757-b367-78b9edaeb20b /srv/usbssd ext4 defaults,nofail 0 2
EOF
sudo mount -a
findmnt /srv/usbssdサーバー用途で使う時の注意
- USB ケーブル抜けや電源断を想定する
- 重要データは別経路にもバックアップする
- 恒久的な主ストレージには内蔵ディスクや専用ストレージを優先する
- USB ブリッジや UAS の相性で I/O エラーが出ないか確認する
- 起動時に必須でない用途では
nofailを検討する
アンマウントする
取り外す前にアンマウントし、対象デバイスへの書き込みが完了していることを確認します。
sync
sudo umount /srv/usbssd
findmnt /srv/usbssd || trueまとめ
Ubuntu 22.04 で USB-SSD を使う場合は、まず lsblk で対象デバイスを確認し、パーティション作成、ファイルシステム作成、マウント確認の順に進めます。
継続利用する場合は UUID を使って /etc/fstab に登録します。USB-SSD は便利ですが、ケーブル抜けや電源断の影響を受けやすいため、重要データではバックアップと運用上のリスクを分けて考えます。

