VyOS で TCP MSS を調整する設定例です。MSS は TCP SYN で通知される値であり、PPPoE や VPN のようにオーバーヘッドが増える経路では、フラグメント回避のために調整が必要になることがあります。
参考
書籍
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参考書籍
マスタリング TCP/IP ルーティング編
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MSS の基本
MSS は TCP のペイロード最大サイズです。MTU から IP ヘッダと TCP ヘッダを差し引いた値として考えます。UDP や ICMP には直接関係しません。
| 項目 | 意味 |
| MTU | L2/L3 上で運べる最大フレーム/パケットサイズ |
| MSS | TCP ペイロードとして送れる最大サイズ |
| PMTUD | 経路 MTU を検出する仕組み |
設定例
configure
set policy route inside rule 3000 protocol 'tcp'
set policy route inside rule 3000 tcp flags 'SYN'
set policy route inside rule 3000 set tcp-mss '1414'
commit
save確認
show configuration commands | match 'tcp-mss'
sudo tcpdump -ni eth1 'tcp[tcpflags] & tcp-syn != 0'まとめ
MSS 調整は「なんとなく小さくする」設定ではありません。PPPoE、VPN、トンネル、IPsec などでヘッダオーバーヘッドが増える場合に、パケットキャプチャで SYN の MSS を確認しながら調整します。
VyOS MSS 設定 – TCP MSS 調整の基本


