Ubuntu 22.04 に NVIDIA グラフィックドライバーをインストールする手順です。GPU を使うデスクトップ環境、xrdp、検証用マシン、PCI パススルー前の確認などで、まずホスト側から GPU とドライバー状態を確認します。
この記事は Ubuntu 22.04 向けの既存環境メンテナンス記事です。ドライバーの推奨バージョンは環境と時期で変わるため、固定のバージョン番号ではなく ubuntu-drivers の結果を確認して選びます。
- 搭載 NVIDIA GPU の確認
ubuntu-driversによる推奨ドライバー確認- nouveau と NVIDIA ドライバーの切り替え
nvidia-smiとカーネルドライバーの確認
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NVIDIA ドライバー導入の全体像
| 段階 | 確認すること |
| GPU 確認 | lspci で NVIDIA GPU を確認する |
| 既存ドライバー確認 | nouveau または nvidia のどちらが使われているか確認する |
| 推奨ドライバー確認 | ubuntu-drivers devices の推奨を確認する |
| インストール | APT で NVIDIA ドライバーを入れる |
| 再起動後確認 | nvidia-smi と Kernel driver in use を確認する |
搭載カードを確認する
まず、Ubuntu 22.04 から NVIDIA GPU が見えているか確認します。
lspci | grep -i nvidia
lspci -nnk | grep -A3 -i nvidia現在のドライバーを確認する
nouveau が使われているのか、すでに NVIDIA ドライバーが使われているのかを確認します。
lsmod | grep -E 'nouveau|nvidia'
lspci -nnk | grep -A3 -i nvidiaドライバーツールをインストールする
ubuntu-drivers コマンドを使えるようにします。
sudo apt update
sudo apt install -y ubuntu-drivers-common推奨ドライバーを確認する
環境に合う推奨ドライバーを確認します。出力の recommended が付いた候補を基準にします。
ubuntu-drivers devices推奨ドライバーをインストールする
推奨ドライバーを自動でインストールする例です。バージョンを固定したい場合は、出力を確認してからパッケージ名を指定します。
sudo ubuntu-drivers autoinstall
sudo rebootバージョンを指定してインストールする
特定のドライバーパッケージを指定する例です。実際に指定するパッケージ名は ubuntu-drivers devices の結果に合わせます。
sudo apt install -y nvidia-driver-535
sudo rebootnouveau を無効化する場合
NVIDIA ドライバーへ切り替えるために nouveau を明示的に無効化したい場合の例です。環境によっては自動で処理されるため、必要な場合だけ実施します。
sudo tee /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf >/dev/null <<'EOF'
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0
EOF
sudo update-initramfs -u
sudo rebootインストール後に確認する
再起動後、NVIDIA ドライバーが使われていることを確認します。
nvidia-smi
lsmod | grep nvidia
lspci -nnk | grep -A3 -i nvidiaトラブル時に確認すること
- Secure Boot が有効な場合はモジュール署名の扱いを確認する
- nouveau が残っていないか確認する
- カーネル更新後に DKMS ビルドが失敗していないか確認する
- GUI 環境や xrdp で使う場合は Xorg / Wayland の前提を確認する
- GPU パススルー目的の場合は、ホストで使うのかゲストへ割り当てるのかを先に決める
削除する場合
ドライバーを外して標準状態へ戻す場合の例です。実施後は再起動して状態を確認します。
sudo apt purge -y 'nvidia-*'
sudo apt autoremove -y
sudo rebootまとめ
Ubuntu 22.04 で NVIDIA グラフィックドライバーを入れる場合は、GPU の認識、現在のカーネルドライバー、ubuntu-drivers の推奨、インストール後の nvidia-smi を順に確認します。
デスクトップ利用、xrdp、CUDA、GPU パススルーでは必要な前提が異なります。まずホストで NVIDIA ドライバーを使うのか、ゲストへ GPU を渡すのかを分けて考えると、後続の設定が判断しやすくなります。

