CentOS 8 で外部向け Postfix サーバーを構築するための基本設定です。内部向け SMTP と異なり、公開 MTA ではホスト名、送信元、受信範囲、逆引き、DNS レコード、TLS、ログ確認がより重要になります。
コマンドはコピペしやすい形を優先しています。ただし、Postfix や Dovecot のような長大な設定ファイルは既存値との重複が起きやすいため、バックアップを取り、設定断片として確認して反映します。
この手順は CentOS 8 設定マニュアル の一部として整理しています。
参考書籍
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Postfix詳解 MTAの理解とメールサーバの構築・運用
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インストール
dnf install postfixmain.cf の基本設定
外部向け MTA では、不要な中継を許可しないことが前提です。main.cf は既存値を確認しながら、下記の項目を整理します。
cp -a /etc/postfix/main.cf /etc/postfix/main.cf.bak
cat <<'EOF'
# /etc/postfix/main.cf の該当項目を以下のように整理する
compatibility_level = 2
myhostname = mail.si1230.com
inet_interfaces = all
inet_protocols = all
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost
mynetworks = 127.0.0.0/8
relay_domains =
smtpd_banner = $myhostname ESMTP
EOF起動と確認
systemctl enable --now postfix.service
systemctl status postfix.service
postconf -nDNS と到達性の確認
外部メールサーバーでは、Postfix の設定だけでは完結しません。A / AAAA、MX、PTR、SPF、DKIM、DMARC などの DNS 側も合わせて確認します。
dig mail.si1230.com A
dig si1230.com MX
dig -x [public-ip-address]
ss -lntp | grep :25確認するポイント
- 25/tcp を公開する必要があるか。
- PTR がメールサーバー名と矛盾していないか。
- open relay になっていないか。
- 送受信ログで拒否理由を追えるか。
外部向け MTA は、設定ファイルの正しさだけでなく、DNS、回線、レピュテーション、迷惑メール対策まで含めて成立します。小さく作ってログで確認するのが現実的です。
この手順は CentOS 8 設定マニュアル の一部として整理しています。
CentOS 8 Postfix 外部メールサーバー構築 – 公開 MTA の基本設定





