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UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) は、Intel によって開発された、BIOS( Basic Input/Output System) を更新するための仕様であり、EFI (Extensible Firmware Interface) の統合バージョンです。UEFI は、GUI による操作を可能にし、BIOS よりも高度な機能を提供することで知られています。また、利用可能なメモリの制限を緩和するなどの改善も行っています。

UEFI システムにおける ESP (EFI System Partition) は、物理マシンの起動後にファームウェアによって最初にアクセスされる領域であり、通常は /boot/efi にマウントされます。

UEFI は、GPT (GUID Partition Table) 形式の起動をサポートしています。GPT は、従来の MBR 形式のパーティションテーブルの制限を超え、9.4ZB (8ZiB) までのストレージを管理できる形式です。3TB を超える大容量のストレージデバイスを起動ディスクとして使用する場合、UEFI と GPT が必要です。Linux では、GRUB2 が GPT をサポートしているため、UEFI から GRUB2 をロードすることで、GPT 形式のストレージデバイスからの起動が可能です。

UEFI の主な特徴は次の通りです。

  1. GUI による操作が可能です。
  2. ESP は、UEFI ファームウェアが読み込むパーティションです。通常、/boot/efi にマウントされ、UEFI を使用するシステムでは必須です。
  3. ESP は GPT 形式のストレージデバイスからの起動をサポートし、3TB 以上のストレージデバイスも管理できます。UEFI を使用するシステムでは、GPT 方式のストレージにある ESP に置かれたブートローダーを読み込みます。
  4. ESP は、UEFI 規格で指定された FAT ベースのファイルシステムである FAT32 や vfat などを使用してフォーマットする必要があります。
  5. UEFI は ESP で使用される FAT ファイルシステムを理解し、ESP 上のファイルを直接読み込むことができます。
  6. ESP には、UEFI を使用したシステムの正常なシステムの起動に必要なファームウェア、ブートローダー、ドライバなどのファイルが格納されています。
  7. UEFI はシステムの起動時に最初に起動します。
  8. ESP は UEFI を使用するシステムのための領域であり、BIOS を使用するシステムとは関係がありません。

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LPIC UEFI

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