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CentOS 5 Samba ファイルサーバー構築 – OpenLDAP 連携と共有設定

CentOS 5 で Samba ファイルサーバーを構築し、OpenLDAP と連携する時の基本を確認します。古い環境では、Windows クライアント向けのファイル共有、ユーザー管理、Samba 用パスワード管理が LDAP と結び付いていることがあります。

Samba と LDAP 連携で見るポイント

Samba はファイル共有だけでなく、認証情報や SID、共有権限、ファイルシステム権限が絡みます。OpenLDAP 連携の場合、Linux ユーザー、Samba ユーザー、共有ディレクトリの権限を分けて確認します。

  • smb.conf の global 設定
  • passdb backend の種類
  • Samba 用 LDAP suffix
  • 共有定義とファイル権限
  • Samba ユーザーと UNIX ユーザーの対応
  • SID とドメイン名

パッケージとサービス確認

yum install samba samba-client samba-common
chkconfig smb on
chkconfig nmb on
service smb start
service nmb start
smbd -V

Samba は smbnmb の両方を確認します。名前解決やブラウズに関わる問題は、ファイル共有そのものとは別に切り分けます。

smb.conf の基本例

以下は OpenLDAP 連携を含む設定を読むための例です。実環境では LDAP suffix、管理 DN、共有パス、アクセス制御を環境に合わせて確認します。

[global]
    workgroup = EXAMPLE
    server string = Samba Server
    security = user
    passdb backend = ldapsam:ldap://127.0.0.1/

    ldap suffix = dc=example,dc=local
    ldap user suffix = ou=People
    ldap group suffix = ou=Group
    ldap machine suffix = ou=Computers
    ldap admin dn = cn=Manager,dc=example,dc=local

    log file = /var/log/samba/%m.log
    max log size = 50

[share]
    path = /srv/samba/share
    browseable = yes
    writable = yes
    valid users = @sambausers

LDAP 連携時は、smbpasswd -w で Samba が LDAP 管理 DN のパスワードを使えるようにしている場合があります。秘密情報の扱いになるため、移行時にはバックアップや閲覧権限に注意します。

smbpasswd -w
testparm
service smb restart

共有ディレクトリと権限

Samba の共有設定だけでなく、Linux ファイルシステム側の所有者・グループ・パーミッションも確認します。

mkdir -p /srv/samba/share
chgrp sambausers /srv/samba/share
chmod 2770 /srv/samba/share
ls -ld /srv/samba/share

Samba 側で書き込みを許可していても、ファイルシステム側で権限がなければ書き込めません。逆に、ファイルシステム側が広すぎると Samba 以外の経路からも影響します。

確認コマンド

testparm
pdbedit -L
smbclient -L localhost -U user01
smbclient //localhost/share -U user01
tail -f /var/log/samba/log.smbd

接続できない場合は、ユーザー情報、Samba パスワード、共有定義、ファイル権限、SELinux、iptables を順番に確認します。古い構成では、どこか一箇所だけ直しても解決しないことがあります。

まとめ

CentOS 5 の Samba + OpenLDAP 構成では、ファイル共有、ユーザー管理、Samba パスワード、共有権限、ファイルシステム権限を分けて確認します。特に LDAP 連携環境では、Samba がどの LDAP ツリーを参照しているか、既存 SID やユーザー情報をどう扱っているかを移行前に確認することが重要です。

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