GRUBはLILOの後継となるマルチブートローダ。これも普段さわらないので、よく分からないところ。
【GRUBの特徴】
- ファイルシステムを解釈機能を実装。これにより、ファイルシステム上のディレクトリパスでブートイメージを検出可能
- シェル機能を実装
- 複数のファイルシステムをサポート
- ジオメトリ(ディスクのヘッド数と1トラック当たりのセクタ数)の変換に依存しない
- LBAモードをサポート。これにより、BIOSがLBAモードに対応していれば、1024シリンダ以降のパーティションからブート可能
- ディスクのないシステムをサポート
- LILOと違い、設定変更後にブートローダを再インストールする必要があったが、GRUBでは不要
- grub-installコマンドでMBRと/boot/grubディレクトリにGRUBがインストールされる
GRUBの設定ファイルは、/boot/grub/menu.lstとなる。
【/boot/grub/menu.lstの設定項目】
項目 | 設定内容 |
---|---|
default | デフォルトで起動するOSのエントリ番号 |
timeout | ブートプロンプトの表示時間(秒単位) |
title | 起動時のメニューに表示するエントリ名 |
root | ルートファイルシステムを含むデバイス | kernel | カーネルのイメージファイル |
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GRUB (GRand Unified Bootloader)