Podmanは、稼働中のPodやコンテナからKubernetes YAMLを生成することができます。初めに見ると、これは非常に便利な機能ですが、実際に利用する際には注意が必要です。
注意点は、Podの機能の違いにあります。PodmanのPodは、そのPod自体がノードポートの役割を持ち、Podに所属するコンテナは外部からのアクセスが可能です。また、Pod内のコンテナ同士は通常、127.0.0.1を使用してアクセスできます。一方、KubernetesのPodは、そのPod自体にノードポートの役割はなく、代わりにServiceを作成し、Service内でノードポート設定(他にLoadBalancerなど)を定義します。
この違いから、Podmanが生成するKubernetes YAMLにはコンテナのノードポート(ポートフォワード)の設定が含まれます。そのため、Podmanで生成したYAMLを使用して起動するPodは、Podmanで直接実行していた場合とは異なる動作をすることになります。
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Podman の Kubernetes YAML