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少子化について思うこと

私が少子化について個人的に思うことです。全てがあらゆる観点で正しいわけではないと思いますが、国の少子化対策などに疑問に思った方へ、思考の一助になればと思います。

1.日本の少子化問題には、文化的、社会的、政治的要因が絡み合っていると考えられます。

これは、決してお金だけの問題はないということであり、差別意識などの日本社会固有の問題が大きいと思うということです。本質的には単に男女の出会いであり、妙な差別意識があることで、そのような機会が失われていることもあるでしょう。

2.日本の価値観には、子育てや家庭が重要視されているため、女性が働きながら子育てをすることが難しい状況にあります。

近年では表向きの価値観も現代的になってきていますが、根本では従来の家族像(親同居ではなく家族同居)であることが標準的であり、それが子育てを難しくしている原因の一つだと思います。

3.また、性教育の不足や、性に対するタブーが存在するため、若者たちが性的な関係を持つことができず、結果的に出産率が低下しています。

性行為にはもちろんリスクがあるのですが、性教育としてリスクばかり強調した結果、そんなそんなそんな面倒くさいことなるなら、そもそも恋愛や結婚しない方がメリットがあると思ってしまうのではと思います。

4.この問題を解決するためには、政府や教育機関が積極的に性教育を行い、性に対するタブーを取り払う必要があります。

このような価値観を変えるにはボトムアップではなく、国のトップが率先して啓発すべきでしょう。

5.また、女性が働きやすい環境を整えることや、男女平等を促進することも必要です。

これはわかりやすいので説明不要ですね。

6.エッセンシャルワーカーの社会的地位の向上が必要です。

これは、必ずその人がそこにいて、その人の手を介さないと運営できない業種のことです。社会を回すために重要な仕事であり、多くの人が働いているにも関わらず、アルバイトなども多く、社会的地位も高くありません。ただし、こういった人たちでも仕事での差別を受けることなく、自由に結婚を選択できるということが、重要です。

7.最終的には、日本の価値観を変えることが必要であり、それには国民全体が参加することが必要です。

結論として、国が啓発するのはもちろんですが、国民自体もきちんと向き合う必要があるということです。これは、教育にも依存するのですが、学校を卒業したら終わりではなく、生涯学び続けるということがより一般的な価値観になることで、より柔軟に新しい価値観の変化に対応できる様になります。

少子化について思うこと

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