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OCI Dedicated Region を見て思ったこと

Oracle の OCI Dedicated Region は、オンプレミスに置ける Oracle 管理の専用クラウドリージョンです。公式ページでは、3ラックから開始でき、最大450ラック以上まで拡張可能で、Oracle が 設置・運用・サポート・アップグレードを行うと説明されています。つまり、単なる機材持ち込みではなく、自社設備内に Oracle 管理のクラウドリージョンを持ち込む発想です。 (オラクル)

個人的に重要だと思ったのは、これが単なる VM 基盤ではなく、150以上のパブリッククラウドサービスをオンプレミス側で扱える点です。公式には、ベアメタル・コンピューティング、VM、GPU、データベースサービス、Kubernetes 系サービスまで含むと書かれています。つまり、通常の業務系ワークロードと、より要件の厳しいワークロードを同じ枠組みの中で整理しやすい構成です。 (オラクル)

この製品の見方としては、IaaS だけではなく HaaS 的な要素も含んだ基盤として捉えるのが分かりやすいと感じました。自社ですべてのハードウェアを調達・保守・増設するのではなく、その部分は Oracle 側に寄せつつ、上位の利用形態は OCI と同じツール、API、SLA で扱える、という構造です。公式も、パブリック OCI と 同じツール、API、SLA による一貫した開発・運用体験を強調しています。 (オラクル)

また、セキュリティ面でも、Dedicated Region は 多層防御を前提にしており、物理・境界ネットワーク・IAM・Vault・Cloud Guard・監査ログ・監視などを組み合わせる構成になっています。さらに、Oracle は Dedicated Region についても、パブリッククラウドリージョンと同様の方法で運用するとしています。オンプレミス配置であっても、クラウド運用モデルを持ち込む、という思想が見えます。 (オラクル)

コスト面では、Oracle は Dedicated Region を サブスクリプション型として説明しており、企業が自前でクラウド基盤を構築する CapEx モデルではなく、OpEx 型で利用できる点を打ち出しています。加えて、場所に依存しにくい価格モデルや、標準の運用・サポート込みであることも特徴として挙げられています。 (オラクル)

要するに、OCI Dedicated Region は、**「自社内に閉じた専用クラウドが必要だが、物理基盤の運用まで全部自前で抱えたくない」**というケースにかなり合う製品だと思います。通常の仮想化基盤として使うだけでなく、ベアメタルを含むため、要件の厳しいワークロードをどう収めるかという検討対象にもなり得ます。もっとも、実際にどこまで自由度があるか、特に特殊な仮想化用途や NFV 的な使い方まで含めて成立するかは、製品説明だけで断定せず、個別確認が必要です。 (オラクル)

OCI Dedicated Region を見て思ったこと

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