サイクル理論は一部の人にとって魅力的に見えるかもしれませんが、その基本的な根拠は期間に依拠しており、それだけでは不十分であると感じます。実際、多くの人がサイクルトレーダーの予測に失敗し、損失を被っています。なぜなら、サイクル理論は最短サイクルが 4HC であるとされており、その結果、コストや時間の無駄が生じることが少なくありません。
また、期間予測はある程度当てはまることもありますが、最近ではハーフプライマリサイクルなどの概念が導入され、予測が複雑化しています。これが、予測の的中率を下げる一因となっています。
サイクル理論を適切に活用するには、値幅や RSI、MACD などの指標を組み合わせる必要があります。特に、サイクルトレーダーが市場の下落を予測している際に、日足 MACD で上昇方向の反転しそうなサインが見られる場合は、その予測が外れる可能性が高いことがあります。
日足 MACD を考慮しないダメなサイクルトレーダー