Ubuntu 22.04 で netplan generate や netplan apply を実行したときに、Netplan configuration should NOT be accessible by others という警告が出ることがあります。これは、/etc/netplan/*.yaml の権限が広すぎる場合に出る警告です。
この記事は、Ubuntu 22.04 の既存環境で Netplan の権限警告を確認するための記事です。新規構築では Ubuntu 26.04 側の記事を優先しつつ、22.04 環境の設定確認や古い構築記録の読み替えに使ってください。
- Netplan の権限警告が出る理由
/etc/netplan/*.yamlの所有者と権限の確認root:rootと600へ修正する手順- 修正後に
netplan generateで確認する流れ - ネットワーク設定ファイルを広く読める状態にしない理由
書籍
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表示される警告
Netplan の設定ファイルが一般ユーザーから読める権限になっていると、次のような警告が表示されます。
** (generate:3518): WARNING **: Permissions for /etc/netplan/00-main.yaml are too open. Netplan configuration should NOT be accessible by others.この警告は、IP アドレスやルートの設定内容が間違っているという意味ではありません。設定ファイルの権限が広く、他のユーザーから読める状態になっていることを示しています。
現在の権限を確認する
まず、Netplan 設定ファイルの所有者と権限を確認します。
ls -l /etc/netplan
stat -c '%U:%G %a %n' /etc/netplan/*.yaml所有者が root:root で、権限が 600 になっていれば、通常はこの警告の対象ではありません。644 や 664 のように他ユーザーへ読み取り権限がある場合は修正します。
権限を修正する
Netplan 設定ファイルの所有者を root:root にし、権限を 600 にします。
sudo chown root:root /etc/netplan/*.yaml
sudo chmod 600 /etc/netplan/*.yamlNetplan の設定は root 権限で編集・反映します。通常ユーザーが直接読む必要は基本的にありません。
修正後に確認する
権限を直したら、もう一度所有者と権限を確認し、netplan generate で警告が消えるか見ます。
stat -c '%U:%G %a %n' /etc/netplan/*.yaml
sudo netplan generatenetplan generate で警告が消えていれば、権限の問題は解消しています。実際にネットワーク設定を反映する場合は、SSH 作業中なら netplan try を使う方が安全です。
なぜ 600 にするのか
Netplan 設定ファイルには、IP アドレス、DNS、デフォルトルート、静的ルートなど、サーバーのネットワーク構成が含まれます。環境によっては、内部ネットワークの構造を推測できる情報にもなります。
- ネットワーク構成はサーバーの重要情報である
- DNS や経路情報から内部構成が分かることがある
- 将来的に機密性の高い設定が入る可能性がある
- Netplan 自体が広い権限を警告している
- root 以外が読む必要は通常ない
反映作業と混同しない
この警告を直す作業は、設定ファイルの所有者と権限を直す作業です。IP アドレス、DNS、ルートの設定内容を変更する作業とは分けて考えます。
権限だけ直す場合は、通常 netplan apply まで実行する必要はありません。設定内容も変更した場合は、netplan generate、必要に応じて netplan try、最後に netplan apply の順で確認します。
まとめ
Netplan configuration should NOT be accessible by others は、Netplan 設定ファイルの権限が広すぎるという警告です。Ubuntu 22.04 の既存環境では、/etc/netplan/*.yaml を root:root、600 にしておくのが基本です。
この警告はネットワーク設定そのものの誤りではありません。ただし、設定ファイルにはネットワーク構成が含まれるため、誰でも読める状態は避けます。Netplan の基本設定を確認するときは、内容だけでなくファイル権限も合わせて確認します。

