通信キャリア(電気通信事業者)の本業は何かというと、有線無線問わず回線を何本提供するかであり、単純に書くと以下のような業務イメージになるかと思います。
- 通信技術の開発
- 通信サービスの企画
- 通信サービスの設計
- 通信サービスの拡販
- 通信サービスの運用
結局のところ、通信キャリアに対するイメージは土管屋であり、それ以上のことをユーザーは求めていないと思います。なかなか回線をさばけなくなってくると、いよいよ付加価値を付けなければと焦り、ソリューション分野に手を出すことになりますが、ネットワーク分野のソリューションというと別に通信キャリアでなくとも可能であり、むしろ別のソリューション専門の企業のほうが優れている場合が多いと思います。
さて、このように土管屋からの脱却を目指そうとしているようだが、こういった通信キャリアの社員は残念ながら昨今のソリューション分野に関する知識に乏しいと感じています。
- 元々土管屋なのでソフトウェアに無知です。
- 高価なハードウェアを導入することが凄いことだと勘違いしています。それは導入した人が凄いのではなく、ハードウェアの CPU やチップが凄いだけであることを理解していません。
- サービスを売っているだけなのでネットワーク設計に無知です。
- 採用側の技術的知識が古いです。
通信キャリアのネットワークエンジニアのレベル