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経済とは「十分な量の多様な消費」が最も重要であるという持論

経済とは、「十分な量の多様な消費」がなければ成り立ちません。そして、その消費を維持するためには、所属する国の基盤が極めて重要です。この基盤が揺らげば、経済は次第に縮小していきます。

平成前半までの日本は、マスメディアによって煽られた分かりやすい消費行動を取ってきました。しかし、現在では人々が現実を見極め、無駄な消費を避けるようになっています。言い換えれば、日本の消費活動は、そもそも本質的に持続するだけの基盤を持っていなかったのかもしれません。これこそが、バブルの本質ではないでしょうか。

バブル期の日本は、実態以上に価値が膨らみ、それに踊らされた結果、一時的に経済が活性化しました。しかし、その膨張した幻想が崩れた後、人々は本当に価値のあるものにしかお金を使わなくなりました。これは経済の成熟ともいえますが、新たな消費が生み出されなくなったことも意味します。

現在の日本では、物質的な消費から「合理的な消費」へとシフトが進んでいます。しかし、消費が停滞すれば、経済の成長も鈍化します。これからの課題は、「新しい消費の形」をどのように生み出していくかという点です。例えば、体験型の消費(旅行・サブスクリプション)、デジタル領域での新たな価値(NFT・バーチャル空間)、社会的価値を重視した消費(環境・倫理的消費)などが考えられます。

経済を維持し発展させるためには、単に消費を増やすだけではなく、社会全体として持続可能な新しい消費のあり方を見出すことが不可欠です。

経済とは「十分な量の多様な消費」が最も重要であるという持論

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