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概要
Kubernetes clusterにHelmを導入します。Helmは分かりやすい例で言うと、CentOSのYam/DNF、UbuntuのAPTと同じKubernetesのパッケージ管理ツールです。たまに勘違いしている人もいますが、サーバーではなくクライアントです。
Helmのインストール
公式サイトを参考にHelmをインストールします。Kubernetes clusterのオペレーションは基本的にMaster nodeで実施する為、最低限Master nodeにHelmがあれば十分です。
root@k8s-01:~# curl -fsSL -o get_helm.sh https://raw.githubusercontent.com/helm/helm/main/scripts/get-helm-3 root@k8s-01:~# chmod 700 get_helm.sh root@k8s-01:~# ./get_helm.sh
Helmの操作
Helmの利用には、まず、必要なリポジトリを追加し、その中から必要なパッケージを指定してインストールします。
公開されているChartの確認
root@k8s-01:~# helm search hub root@k8s-01:~# helm search hub [search_string]
リポジトリの追加と確認
root@k8s-01:~# helm repo add [repository_name] [repository_url] root@k8s-01:~# helm repo list
リポジトリの更新
root@k8s-01:~# helm repo update
Chartのダウンロード
Chartは.tgzで公開されています。pullと同時に展開した状態でpullするには、–untarを付けます。
root@k8s-01:~# helm pull [chart_name] root@k8s-01:~# helm pull [chart_name] --untar
Chartのインストール
helm install時に、デフォルト値から環境に合わせて変更が必要となる場合、-fオプションで編集した設定ファイルを指定するか、追加の引数で設定値を指定します。
root@k8s-01:~# helm install [name] -n [namespace] [chart_name] root@k8s-01:~# helm install [name] -n [namespace] -f [config_file] [chart_name]
Kubernetes Helmの導入