Overview
Ubuntu 上でインストール用 USB メディアを作成します。
USB メディアの接続
インストール用の USB メディアを物理的に Ubuntu に接続します。Parallels Desktop などの仮想化環境上の Ubuntu の場合は接続先をホストにしないように注意しましょう。
デバイス名確認
dmesg
コマンドでデバイス名を確認します。以下の例ではsdb
であることが確認できます。
myadmin@ubuntu:~$ sudo dmesg
[83799.786100] sd 6:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
[83799.791844] sd 6:0:0:0: [sdb] 15663104 512-byte logical blocks: (8.02 GB/7.47 GiB)
[83799.795540] sd 6:0:0:0: [sdb] Write Protect is off
[83799.795542] sd 6:0:0:0: [sdb] Mode Sense: 43 00 00 00
[83799.799273] sd 6:0:0:0: [sdb] No Caching mode page found
[83799.799348] sd 6:0:0:0: [sdb] Assuming drive cache: write through
[83799.824174] sdb:
[83799.840201] sd 6:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk
ISO イメージの書き込み
dd
コマンドを使用して ISO イメージを書き込みます。bs は「ブロックサイズ」を指定するオプションで、データを読み書きする際の単位として使用されます。この例では bs=512k を指定しており、1 ブロックのサイズを 512KB に設定しています。この場合、dd
コマンドは 512KB ごとにデータを読み書きします。ブロックサイズを大きくすることで、データの読み書きの効率が向上し、処理速度が向上することがあります。
myadmin@ubuntu:~$ sudo dd if=ubuntu-22.04.3-live-server-amd64.iso of=/dev/sdb bs=512k
4069+1 records in
4069+1 records out
2133391360 bytes (2.1 GB, 2.0 GiB) copied, 405.742 s, 5.3 MB/s
Ubuntu 22.04 インストール用 USB メディア