手当たり次第に書くんだ

飽きっぽいのは本能

目次に戻る

Overview

Cockpit を導入して Ubuntu を WebUI で操作できるようにします。WebUI に否定的な人も多くいますが、私の考えは CLI も WebUI も併用するのが正解だと思います。なぜなら双方にメリットがあるからです。また、CLI だけで良ければこんなにも何らかの WebUI が開発されることはないでしょう。付け加えると、Linux は CLI 中心であることは間違いありません。補助的に WebUI を使うのが良いと思います。

Ubuntu の Cockpit は実装が少々中途半端です。例えば、ネットワーク管理は NetworkManager に限定されており、Netplan を使用している場合は、Cockpit で管理できません。また、ソフトウェア更新ができない、389 Directory Server の管理ができないなどの問題も放置されているようです。

前提条件

  • こちらを参考にネットワーク設定が完了していること。
  • こちらを参考に APT のTUI 抑止設定が完了していること。
  • こちらを参考に自己署名証明書の設定が完了していること。
  • こちらを参考に自己署名証明書の信頼設定が完了していること。

インストール

Cockpit をインストールします。

myadmin@ubuntu:~$ sudo apt -y -o Dpkg::Options::=--force-confdef -o Dpkg::Options::=--force-confold install cockpit

証明書の配置

まず、デフォルトの証明書を削除します。

myadmin@ubuntu:~$ sudo rm /etc/cockpit/ws-certs.d/{0-self-signed.cert,0-self-signed.key}

証明書を配置します。秘密鍵はグループを cockpit-ws に変更し、パーミッションを 640 に調整します。

myadmin@ubuntu:~$ sudo cp /etc/my-ssl/certs/si1230.com.cert /etc/cockpit/ws-certs.d
myadmin@ubuntu:~$ sudo cp /etc/my-ssl/certs/si1230.com.key /etc/cockpit/ws-certs.d
myadmin@ubuntu:~$ sudo chgrp cockpit-ws /etc/cockpit/ws-certs.d/si1230.com.key
myadmin@ubuntu:~$ sudo chmod 640 /etc/cockpit/ws-certs.d/si1230.com.key

設定の有効化

設定を有効化します。

myadmin@ubuntu:~$ sudo systemctl restart cockpit.socket && systemctl status cockpit.socket

Cockpit へのアクセス

https://{{ fqdn }}:9090 へアクセスします。

目次に戻る

Ubuntu 22.04 Cockpit Linux WebUI

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

トップへ戻る