LPIC halt コマンド

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halt, poweroff, reboot コマンドは、マシンを停止、電源を切る、または再起動するために使用されます。

halt [OPTIONS...]
poweroff [OPTIONS...]
reboot [OPTIONS...]

halt, poweroff, reboot コマンドは、マシンを停止、電源を切る、または再起動するために使用されます。これらのコマンドはすべて同じオプションを受け付けます。

オプションは以下の通りです。

オプション	説明
`--help`	簡単なヘルプテキストを表示して終了します。
`--halt`	呼び出されたいずれのコマンドでも、マシンを停止します。
`-p`, `--poweroff`	呼び出されたいずれのコマンドでも、マシンの電源を切ります。
`--reboot`	呼び出されたいずれのコマンドでも、マシンを再起動します。
`-f`, `--force`	強制的に即時に停止、電源オフ、または再起動します。一度指定されると、システムマネージャによるクリーンなシャットダウンが行われます。二度指定されると、システムマネージャに連絡せずに即時シャットダウンが行われます。
`-w`, `--wtmp-only`	`wtmp` シャットダウンエントリーのみを書き込み、実際には停止、電源オフ、再起動を行いません。
`-d`, `--no-wtmp`	`wtmp` シャットダウンエントリーを書き込みません。
`-n`, `--no-sync`	停止、電源オフ、再起動前にハードディスク、ストレージメディアを同期しません。
`--no-wall`	停止、電源オフ、再起動前に `wall` メッセージを送信しません。

halt, poweroff, reboot コマンドのオプション

成功した場合は 0 が返されます。それ以外の場合は 0 ではないエラーコードが返されます。

これらのコマンドは、SysVinit と基本的な互換性を保持するように実装されています。systemctl のシステムコマンドにおける halt, poweroff, reboot は同様の機能を提供しますが、いくつかの追加機能があります。

SysVinit では halt が poweroff と同義であり、両方のコマンドが同じくマシンの電源を切る結果になっていました。Systemd の halt はマシンを停止させるだけであり、実際に電源を切るには poweroff が必要です。