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概要
Zabbixエージェントを導入します。
前提条件
OS
CentOS Stream 8を使用します。
SELinux
有効です。無効にする場合はこちらを参照して下さい。
Firewalld
無効です。有効化する場合はこちらを参照して必要な許可設定をして下さい。
その他
ZabbixエージェントはEPELリポジトリに含まれるzabbix40-agentを使用します。
設定
インストール
[root@centos ~]# dnf install zabbix40-agent
/etc/zabbix_agentd.conf
/etc/zabbix_agentd.confはzabbixエージェントの設定ファイルです。下記は変更箇所を抜粋しています。
Server=192.168.0.100 ServerActive=zabbix.si1230.com Hostname=host1.si1230.com
- Server
- 接続を許可するZabbixサーバーのIPアドレスを指定します。ここで指定したIPアドレスからTCP:10050での接続が許可されます。送信元を判定するためIPアドレスを指定します。
- ServerActive
- ACTIVEチェック先となるZabbixサーバーのFQDNを指定します。ここで指定したFQDNに、TCP:10051でActiveチェックを行います。宛先指定となるためFQDNを指定していますが、IPアドレスでも問題ありません。
- Hostname
- 自身のホスト名を設定します。
サービス起動設定
zabbixエージェントを起動します。
[root@centos ~]# systemctl enable --now zabbix-agent.service [root@centos ~]# systemctl status zabbix-agent.service
CentOS 8 Zabbix エージェント