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概要
LDAPサーバーとSambaを連携します。LDAPサーバーはSambaスキーマをインストールするだけです。Samba側の設定はこちらを参照して下さい。
前提条件
OS
CentOS Stream 8を使用します。
SELinux
有効です。無効にする場合はこちらを参照して下さい。
Firewalld
無効です。有効化する場合はこちらを参照して必要な許可設定をして下さい。
その他
事前に下記の設定を完了して下さい。
- LDAPサーバー構築 No.1 導入
- LDAPサーバー構築 No.2 初期データ登録
- LDAPサーバー構築 No.3 BINDユーザーとアクセス制御
- SSSDを使用したLinuxからのLDAP認証
- LDAPクライアント
設定
インストール
Sambaと連携するにはSambaスキーマが必要になります。SambaをインストールするとSambaスキーマを入手できます。
[root@centos ~]# dnf install samba
Sambaスキーマの配置
Sambaスキーマを配置します。スキーマの配置場所はインスタンス毎になります。この方法は/usr/share/doc/samba/LDAP/samba-schema-FDS.ldifの冒頭に記載があります。
[root@centos ~]# cp /usr/share/doc/samba/LDAP/samba-schema-FDS.ldif /etc/dirsrv/slapd-Instance1/schema/60schema.ldif
サービス再起動
Sambaスキーマを反映させる為、サービスを再起動します。
[root@centos ~]# systemctl restart dirsrv@Instance1.service
CentOS 8 389 Directory Server LDAP サーバーと Samba の連携