PPPoEをカーネルモードで動かすと通信速度が上がるとのことで試してみる。なお、NetworkManagerは使用していないパターンで、設定としては「LINUX_PLUGIN=~」を最下行に追加した。
[root@centos ~]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ppp0 DEVICE=ppp0 TYPE=xDSL ONBOOT=yes BOOTPROTO=dialup ETH=eth0 MTU=1454 CLAMPMSS=1414 USER=xxxxxxxx@xxxxxxxx.xxx PIDFILE=/var/run/pppoe-ppp0.pid PPPOE_TIMEOUT=80 LCP_FAILURE=3 LCP_INTERVAL=20 CONNECT_POLL=6 CONNECT_TIMEOUT=60 PING=. SYNCHRONOUS=no DEFROUTE=yes PEERDNS=no DEMAND=no LINUX_PLUGIN=/usr/lib64/pppd/2.4.5/rp-pppoe.so
変更後、ppp0をifdown/ifupして再起動するとカーネルモードで起動する。起動に問題なければ、ログに「Plugin /usr/lib64/pppd/2.4.5/rp-pppoe.so loaded.」と出力されているはず。USENの速度測定サイトで事前事後の結果を見ると、下記のように約1.6倍の性能差(フレッツ光の速度結果はタイミングでムラがある信憑性に欠けるかもしれない)があった。
通常モード | カーネルモード |
---|---|
71.403Mbps | 114.872Mbps |
CentOS7 PPPoEをカーネルモードで動かす
その後の経過観察で、Plugin~の設定を入れても特に性能に関係性がみられなかったので、最終的にこの設定は削除した。