Overview
CentOS 5 における基本的なネットワーク設定手順を説明します。
/etc/sysconfig/network
/etc/sysconfig/network
をバックアップし、エディターで開きます。
[root@centos-5 ~]# cp /etc/sysconfig/network /etc/sysconfig/network.orig
[root@centos-5 ~]# vim /etc/sysconfig/network
/etc/sysconfig/network
を編集します。
NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=centos-5
GATEWAY=10.0.0.1
NETWORKING=yes
: ネットワーク機能を有効にする。NETWORKING_IPV6=no
: IPv6 のサポートを無効にする。HOSTNAME=centos-5
: システムのホスト名を設定する。GATEWAY=10.0.0.1
: デフォルトゲートウェイの IP アドレスを指定する
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
をバックアップし、エディターで開きます。この例では eth0 としていますが、環境により読み替えて下さい。
[root@centos-5 ~]# cp /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.orig
[root@centos-5 ~]# vim /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
を編集します。
DEVICE=eth0
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
ONBOOT=yes
IPADDR=10.0.0.10
NETMASK=255.255.255.0
DEVICE=eth0
: ネットワークインターフェイス名です。HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
: ネットワークインターフェイスの MAC アドレスです。実際のアドレスに置き換えてください。ONBOOT=yes
: このネットワークインターフェイスをシステム起動時に自動的に有効にします。IPADDR=10.0.0.10
: ネットワークインターフェイスに割り当てる IP アドレスを指定します。NETMASK=255.255.255.0
: サブネットマスクを指定します。
設定の有効化
network
サービスを再起動し、設定を有効化します。
[root@centos-5 ~]# service network restart
CentOS 5 基本的なネットワーク設定